セックスが気持ちよくない女性へ|感じない理由・原因と向き合い方

セックスが気持ちよくないことに悩む女性と、背中合わせの男女や身体の感覚を波紋で表現したイラスト

「セックスが気持ちよくない。」

そう感じていても、誰にも言えず、一人で調べ続けている女性もいると思います。

触れられていることは分かるけれど、気持ちいいのか分からない。

クリトリスなど外側では感じるのに、膣内の刺激はよく分からない。

一人では感じられるのに、パートナーとのセックスになると感じにくい。

あるいは、「ちゃんと感じなきゃ」と考えるほど、身体へ力が入ってしまう。

そんな状態が続くと、

「私の身体がおかしいのかな。」

「普通の女性はもっと気持ちいいのかな。」

「相手との相性が悪いのかな。」

と、自分を責めてしまうことがあります。

ですが、セックスが気持ちよくない理由は、一つではありません。

身体の感覚、刺激の種類、その日の身体の状態、緊張や不安、意識の向き方、パートナーとの関係など、いくつものことが関係する可能性があります。

このページでは、「感じない」を一つの問題として決めつけず、今の自分がどんな状態なのかを少しずつ整理できるようにまとめています。

セックスが気持ちよくないのはなぜ?まず知ってほしいこと

「セックスが気持ちよくない」といっても、その中身は女性によって違います。

例えば、触れられていること自体は分かるけれど、それが「気持ちいい」のかよく分からない方もいます。

少し心地よさはあるけれど、それ以上にならない方もいます。

身体は反応しているように見えるのに、自分では快感として感じていないこともあります。

一方で、日によって感じ方が大きく変わる女性もいます。

ここで大切なのは、「感じる」という言葉を一つの反応として考えないことです。

刺激が身体に伝わること。

その刺激に気づくこと。

心地いいと感じること。

身体が反応すること。

性的な興奮や快感として自覚すること。

オーガズムに達すること。

これらは関係していますが、すべて同じものではありません。

そのため、「私は感度が低い」と一つにまとめるよりも、自分はどの感覚が分かりにくいのかを見ていく方が、悩みを整理しやすくなります。

感じ方の仕組みや原因をもう少し詳しく知りたい方へ

クリトリス・膣内・オーガズムでは感じ方が違うことがあります

「クリトリスでは感じるのに、膣内では気持ちよくない。」

「外イキはできるけれど、中イキが分からない。」

「気持ちいい感覚はあるけれど、オーガズムなのか分からない。」

こうした違いに悩む女性もいます。

ですが、外側と膣内への刺激を、すべて同じように感じるとは限りません。

また、「中で感じられなければいけない」「中イキできる方が上」という考え方をする必要もありません。

外イキ・中イキという言葉は、日常的には刺激を受けた場所の違いを表すために使われています。

ただ、女性の身体の感じ方は、それほど単純に二つへ分けられるものではありません。

特に大切なのは、

刺激があること。

その刺激が気持ちいいこと。

オーガズムに達すること。

この三つを同じものとして考えないことです。

膣内への刺激は分かるけれど、強い快感ではない女性もいます。

反対に、クリトリスなど外側への刺激の方が心地よさを感じやすい女性もいます。

大切なのは「どちらでイケるか」ではなく、自分はどんな刺激をどう感じているのかを知ることです。

外側・膣内・オーガズムについて詳しく知りたい方へ

緊張・不安・考えすぎで感じにくくなることもあります

セックスになると、なぜか身体へ力が入ってしまう。

「リラックスしよう」と思うほど緊張する。

相手は優しいのに、どこか安心できない。

身体よりも、頭の中でいろいろなことを考えてしまう。

そんな女性もいます。

ただ、「緊張しているから感じない」と単純に決めつける必要はありません。

身体そのものへ力が入っている場合もあれば、

「ちゃんと感じているように見えるかな」

「相手は満足しているかな」

「早く気持ちよくならなきゃ」

と、自分の身体以外へ意識が向いている場合もあります。

また、相手が優しいかどうかだけではなく、

「嫌だったら断れる」

「途中で気持ちが変わっても大丈夫」

「自分の希望を言っても否定されない」

と思えることが、安心感と関係する場合もあります。

だからこそ、「リラックスできない」という一言だけで終わらせず、身体の緊張なのか、不安なのか、考えすぎなのか、安心できない感覚なのかを分けてみることが大切です。

緊張・不安について今の自分に近い記事を選んでください

「私だけ?」と不安になったり、自分に自信がなくなることもあります

セックスが気持ちよくないことそのものより、

「他の女性はもっと感じているのではないか。」

「私は女性としておかしいのではないか。」

そんな不安の方がつらくなっている女性もいます。

けれど、他の人の「気持ちいい」と、自分の「気持ちいい」を直接比べることはできません。

感じ方だけではなく、何を心地いいと思うのか、どこを気にするのか、どんな場面で安心できるのかも人によって違います。

また、身体を見られることへの不安や、これまでの経験が、今のセックスでの気持ちや身体の反応に関係していることもあります。

だから、「私だけ感じない」と考えるよりも、

自分は何に不安を感じているのか。

どんなときに身体の感覚から意識が離れてしまうのか。

そこから整理してみてもいいと思います。

自信のなさや過去の経験が気になっている方へ

パートナーは好きなのに、セックスが気持ちよくないこともあります

「相手のことは大好きなのに、セックスは気持ちよくない。」

この状態に罪悪感を持つ女性もいます。

でも、相手への愛情と、身体が感じることは同じではありません。

好きな人だからといって、触れ方やペース、心地いい場所まで自然に一致するとは限りません。

また、自分自身が「何が気持ちいいのか」をまだよく分かっていなければ、パートナーへ具体的に伝えることも難しくなります。

「どうしてほしい?」と聞かれても分からない。

「気持ちいい?」と聞かれても、何と答えればいいのか迷う。

そんな状態なら、伝えられないのも不思議ではありません。

まず自分の身体の感覚を少しずつ知る。

そのうえで、

「これは好きかもしれない」

「これは少し苦手」

「もう少しゆっくりがいい」

と伝えられるようになる。

そんな順番があってもいいと思います。

パートナーとのセックスについて悩んでいる方へ

気持ちよくないのに、我慢してセックスを続けている女性へ

「相手を傷つけたくない。」

「断ったら嫌われるかもしれない。」

「恋人や夫婦なら応じるのが普通なのかな。」

そう考えて、気持ちよくないことを言えないまま、相手に合わせている女性もいます。

ただ、セックスが成立していることと、女性が心地よく感じていることは同じではありません。

自分の気持ちを後回しにする時間が続けば、「また同じ時間になるかもしれない」と思って、セックスそのものを避けたくなることもあります。

だからといって、すぐに関係を変えなければいけないわけではありません。

まずは、

「本当はどう感じているのか。」

「何を我慢しているのか。」

そこを自分の中で確認するところからでも大丈夫です。

我慢してしまうことに悩んでいる方へ

セックスが気持ちよくないとき、自分でできること

セックスが気持ちよくないと、「どうすれば感度を上げられるんだろう」と方法を探したくなることがあります。

もちろん、自分の身体について知っていくことは大切です。

ただ、最初から「もっと感じられるようにならなければ」と考えなくても大丈夫です。

まずは、今の自分の感覚を知るところから始めてみてください。

例えば、

  • どこなら刺激が分かるのか
  • どんな触れ方なら少し心地いいのか
  • 苦手な刺激はあるのか
  • どんなときに身体へ力が入るのか
  • 一人のときとパートナーとのときで違いはあるのか
  • 日によって感じ方が変わるのか

「すごく気持ちいい」だけが感覚ではありません。

「これは少し好きかもしれない。」

「これはあまり好きではない。」

「今日はよく分からない。」

そんな感覚も、自分の身体を知るための大切な情報です。

感じられるようになることより、まず自分がどう感じているのかを知る。

それが、セックスとの向き合い方を考える一つのきっかけになると思います。

自分でできる向き合い方を知りたい方へ

一人では自分の感覚を整理しにくいとき

記事を読みながら、自分で少しずつ整理できることもあります。

その一方で、

「何が気持ちいいのか自分でも分からない。」

「パートナーに何を伝えればいいのか分からない。」

「頭では理解できても、身体の感覚がよく分からない。」

そんなふうに、一人では整理しにくい女性もいます。

僕は浜松で、男性セラピストとして女性専用のオイルケアを行っています。

僕が行っているケアは、最初から性感マッサージを目的にしたものではありません。

基本にしているのは、安心して受けてもらうためのオイルケアです。

普通のオイルケアだけを受けていただいても構いません。

そのうえで、相談内容や身体の状態、本人の希望を聞きながら、その女性に合ったケアを一緒に考えています。

何かを無理に進めることはありません。

僕が大切にしているのは、「感じられるようにする」ことではなく、

自分の身体は何を心地いいと感じるのか。

何が苦手なのか。

まだ何が分からないのか。

そうした感覚を、自分のペースで整理できる時間をつくることです。

これまで浜松で500名以上の女性の施術に向き合ってきましたが、「感じにくい」という悩みの中身は本当に一人ひとり違います。

だからこそ、最初から「原因はこれです」と決めつけることはありません。

身体から向き合うという考え方については、こちらで詳しくお伝えしています。

セックスで感じにくい理由|身体から安心を育てるという考え方

初めてで不安な方は、はじめての方へをご覧ください。

「セックスが気持ちよくない」悩みを一覧から探したい方へ

ここまで紹介した記事は、「セックスが気持ちよくない」という悩みの中でも、それぞれ違う検索意図に合わせて作っています。

原因について知りたい方。

クリトリスや膣内の感覚について知りたい方。

緊張や不安について整理したい方。

パートナーとの関係に悩んでいる方。

自分でできることを知りたい方。

すべてを順番に読む必要はありません。

今の自分に一番近い悩みから、一つだけ選んでみてください。

全記事を悩み別にまとめたページはこちらです。

セックスが気持ちよくないカテゴリー記事一覧

セックスが気持ちよくない女性によくある質問

セックスが気持ちよくないのはおかしいですか?

「気持ちよくない」というだけで、すぐに身体がおかしいと判断する必要はありません。

身体の感覚、刺激、その日の状態、緊張や不安、パートナーとの関係など、さまざまな要素が感じ方に関係することがあります。

まずは「感じない」という一言を、もう少し細かく分けて考えてみてください。

セックスで感じないのは体質ですか?

体質だけで決まるとは限りません。

同じ女性でも日や状況によって感じ方が変わることがあります。

「私は生まれつき感度が低い」と決めつける前に、どんな場面で、どんな刺激を感じにくいのかを整理してみることが大切です。

濡れるのに気持ちよくないことはありますか?

あります。

身体に現れる反応と、本人が自覚する性的な興奮や快感は、必ずしも完全には一致しません。

そのため、「濡れているから本当は気持ちいいはず」と考える必要はありません。

クリトリスでは感じるのに、膣内では気持ちよくありません

外側と膣内への刺激を同じように感じるとは限りません。

クリトリスなど外側への刺激の方が分かりやすい女性もいます。

「中で感じられないからおかしい」「中イキできなければいけない」と考えなくても大丈夫です。

一人では感じるのに、パートナーとのセックスでは感じにくいのはなぜですか?

一人のときは、自分で刺激する場所や強さ、ペースなどを調整できます。

パートナーとのセックスでは、刺激の違いだけでなく、緊張や安心感、意識の向き方、コミュニケーションなどが関係することもあります。

どうすればセックスを気持ちよく感じられるようになりますか?

「これをすれば必ず気持ちよくなる」という方法はありません。

最初から大きな快感を目標にするよりも、自分がどんな刺激をどう感じているのか、どんなときに身体へ力が入るのか、どんな状況なら心地よく感じるのかを知っていくことから始めてみてください。

オーガズムを感じられないのは問題ですか?

オーガズムに達しないというだけで、自分の身体を否定する必要はありません。

「気持ちいい感覚はあるのか」「一人ではどうなのか」「パートナーとのときだけ難しいのか」など、状況を分けて考えることで、自分の悩みが見えやすくなります。

病院へ相談した方がいい場合もありますか?

痛みや出血、強い乾燥、急に感覚が変わった場合など、身体的に気になる症状があるときは、婦人科など医療機関への相談も選択肢です。

また、服用している薬や身体の状態が気になる場合も、医師などの専門家へ相談してください。

セックスが気持ちよくない理由を、すべて緊張や気持ちだけの問題だと考える必要はありません。

まとめ|「感じない自分」を責める前に、今の感覚を整理してみてください

セックスが気持ちよくないと、

「普通の女性はもっと気持ちいいはず。」

「自分は感じにくい身体なんだ。」

と考えてしまうことがあります。

でも、「感じない」「感じにくい」という言葉の中には、さまざまな状態があります。

刺激は分かるのか。

心地よさはあるのか。

クリトリスなど外側と膣内で違うのか。

一人とパートナーで違うのか。

日によって違うのか。

緊張や不安はあるのか。

まずはそこを少しずつ分けて考えてみてください。

「セックスが気持ちよくない」という大きな悩みを、自分の身体に合った小さな問いへ分けていく。

それだけでも、「自分がおかしい」と責めるのではなく、自分の身体を理解する方向へ進みやすくなると思います。

一人では整理しにくく、「少し話してみたい」と感じたときは、無理に答えを出してからでなくても大丈夫です。

お問い合わせ・ご相談はこちら

関連する悩みから探す