セックスで安心できない理由|相手は優しいのに感じにくい女性へ

「セックスで安心できない理由」というタイトルと、カーテンの陰で身体を縮め、不安や緊張を感じている女性を描いた水彩イラスト セックス気持ちよくない

「もっとリラックスしたいのに、なぜか安心できない。」

「パートナーは優しい人なのに、セックスになると身体に力が入る。」

そんな自分に戸惑っていませんか。

相手のことは好き。

怖い人でもない。

頭では「大丈夫」と分かっている。

それなのに、セックスになると肩に力が入ったり、呼吸が浅くなったり、触れられている感覚より「大丈夫かな」という気持ちが強くなったりする。

すると、

「どうして私は安心できないんだろう。」

「もっと気持ちよくなりたいのに。」

と、自分自身に原因があるように感じてしまう女性もいます。

でも、ここで一度分けて考えてほしいことがあります。

「相手が優しいこと」と、「自分がその場で安心できること」は、必ずしも同じではありません。

この記事では、セックスでいう「安心」とは何なのか、そして安心できない状態が感じにくさとどう関係することがあるのかを整理していきます。

セックスが気持ちよくない理由全体について知りたい方は、セックスが気持ちよくない理由|感じにくい女性の原因とはもあわせてご覧ください。

セックスでの「安心」は、ただリラックスしていることではありません

「安心できるセックス」と聞くと、

身体の力が抜けている。

緊張していない。

リラックスしている。

そんな状態を想像するかもしれません。

もちろん、それも一つです。

でも、僕は安心にはもう少しいろいろな要素があると思っています。

例えば、

  • 嫌なことは嫌と言える
  • 途中でも止められる
  • 急に予想していないことをされない
  • 自分のペースを尊重してもらえる
  • 感じなくても責められない
  • 「よく分からない」と言っても大丈夫

こうしたことです。

つまり安心とは、単に身体から力が抜けている状態だけではなく、

「この場では、自分の意思が尊重される」と思えることとも関係しています。

これは性的な場面ではとても大切です。

何をされるか分からない。

嫌と言ったら機嫌が悪くなるかもしれない。

途中で止めるのは申し訳ない。

感じなければ相手をがっかりさせる。

そんな心配がある状態で、「もっとリラックスしよう」と思っても簡単ではありません。

だから、安心できないときに最初から「もっと力を抜かなきゃ」と考える必要はないと思っています。

相手は優しいのに安心できないこともあります

ご相談でも、

「彼は本当に優しいんです。」

「無理やり何かをする人でもありません。」

「なのに、なぜか私は緊張するんです。」

と話される女性がいます。

すると、自分でも理由が分からないので、

「私がおかしいのかな。」

と思ってしまいます。

でも、安心できるかどうかは、相手の性格だけで決まるものではありません。

例えば、過去に痛かった経験があれば、

「今回も痛くなるかもしれない。」

という予測が出てくることがあります。

長い間相手へ合わせてきた女性なら、

「嫌とは言いにくい。」

という感覚が残っているかもしれません。

また、

「ちゃんと感じなきゃ。」

「相手を満足させなきゃ。」

という気持ちが強ければ、セックスそのものが自分を評価される時間のようになっている場合もあります。

相手は優しい。

でも、自分の中ではまだ「自由に選べる時間」になっていない。

そんなズレがあることも考えられます。

過去の痛みや我慢が関係していると感じる方は、セックスで感じにくいのは過去の経験が影響する?も参考にしてみてください。

「自分で選べる」と感じられることも安心の一つです

安心を考えるうえで、僕が特に大切だと思っているのが、自分で選べる感覚です。

例えば、セックスの途中で、

「今日はここまでにしたい。」

と思ったとします。

そのとき本当に止められると思えるでしょうか。

「これ、あまり好きじゃない。」

と言ったとき、相手が不機嫌にならず受け止めてくれると思えるでしょうか。

「まだよく分からない。」

と伝えたとき、答えを急かされないと思えるでしょうか。

大切なのは、実際に毎回止めることではありません。

「必要なら止められる」と自分が分かっていることです。

選択肢がある。

自分の意思を伝えても大丈夫。

自分の身体について、自分で決めていい。

そう感じられる環境は、性的な場面での安心を考えるうえで大切な条件の一つです。

反対に、相手が普段は優しくても、セックスになると断りにくい、急かされる、反応を求められる。

そんな状態なら、「優しい人なのにどうして安心できないんだろう」と自分だけを責める必要はありません。

安心できないと「心地いい?」より「大丈夫?」へ注意が向くことがあります

安心感と感じにくさがつながる理由の一つに、注意の向きがあります。

例えば、知らない場所を夜に一人で歩いているとき。

景色を楽しむより、

「後ろに誰かいないかな。」

「この道で大丈夫かな。」

と周囲を確認することがあります。

これは、危険がないか確認するための自然な反応です。

性的な場面でも、

「痛くならない?」

「急に何かされない?」

「嫌と言って大丈夫?」

「感じなかったらどうしよう。」

ということが気になっていると、注意が心地よさより「問題が起きないか」の確認へ向くことがあります。

すると、身体へ刺激が入っていても、その刺激を心地よさとして細かく確かめる余裕が少なくなることがあります。

ただし、ここで、

「安心できないから感じない。」

と決めつけることもできません。

女性の性的な反応には、身体状態、疲労、睡眠、ホルモン、薬、刺激の種類、心理状態など、さまざまな要素が関係します。

安心感は、その中の一つとして考える方が自然です。

頭の中の考え事や自己評価が中心になっている場合には、セックスで集中できない理由|考えすぎて気持ちよくなれない女性への方が近いかもしれません。

「安心しなきゃ」「力を抜かなきゃ」と頑張らなくても大丈夫です

安心できないことに気づくと、今度は、

「もっとリラックスしよう。」

「力を抜こう。」

「怖がらないようにしよう。」

と頑張ってしまうことがあります。

でも、力を抜けるかどうかを何度も確認していると、今度は「リラックスできているか」を採点することになってしまいます。

だから僕は、安心できないときに無理やり安心しようとするより、

「何があると、私は少し安心しやすい?」

と考える方がいいと思っています。

部屋が明るすぎないこと。

急がれないこと。

先に何をするのか分かっていること。

途中で確認してもらえること。

嫌と言ったときに止まってもらえること。

今日は何もしなくてもいいと思えること。

人によって違います。

安心を「気持ちの持ち方」にするのではなく、安心しやすい条件を具体的にしてみる

すると、「私はリラックスできない女性なんだ」ではなく、「私はこういう条件があると安心しやすいんだ」と、自分について少し具体的に分かってきます。

パートナーとの中では安心を探しにくい女性もいます

自分に必要な安心の条件が分かれば、パートナーと一緒に調整していく方法もあります。

でも、それ自体が難しい女性もいます。

相手を傷つけたくない。

「そこは嫌」と言いにくい。

途中で止めるのが申し訳ない。

自分が何を安心と感じるのか、そもそも分からない。

そんな状態です。

だから僕は、パートナーとのセックスから一度切り離して、「自分は何があると安心できるのか」を身体から確かめてみるという選択肢もあると思っています。

僕は浜松で女性専用のオイルケアを行っています。

最初から性感マッサージを目的とした施術ではありません。

まずは通常のオイルケアを基本にしています。

普通のオイルケアだけでも大丈夫です。

そして僕が大切にしているのは、僕が「安心させてあげる」ことではありません。

女性自身が「自分で選べる」と思える環境を整えることです。

何をするのか分からないまま進めない。

本人が希望していないことを勝手にしない。

途中で気持ちが変わってもいい。

「今日はここまで」でもいい。

「これはよく分からない」でもいい。

そのうえで、自分の身体がどんなときに力が入り、どんな条件なら少し落ち着きやすいのかを一緒に整理していきます。

僕が答えを決めるのではなく、本人が自分の身体について分かることを増やしていく。

そこを大切にしています。

安心できないことについてよくある質問

Q1.彼は優しいのに、セックスになると安心できません。おかしいですか?

それだけでおかしいとは言えません。

安心感は、相手の性格だけではなく、過去の経験、痛みへの不安、自分で選べる感覚、断りやすさなど、さまざまなことと関係します。

Q2.身体に力が入るのは、安心できていないからですか?

一つの可能性ではありますが、それだけでは判断できません。

身体の緊張については、姿勢や呼吸、痛みへの予測など、別の要素も考える必要があります。

Q3.どうすればセックスで安心できるようになりますか?

「安心しよう」と頑張るより、自分が安心しやすい条件を具体的にしてみる方法があります。

急がれない、途中で止められる、事前に分かる、嫌と言えるなど、人によって必要な条件は異なります。

Q4.過去に痛かった経験が関係している気がします

過去の痛みから「また痛むかもしれない」と予測し、警戒しやすくなることはあります。

ただし、痛みが現在も続いている場合は、心理的な問題と決めつけず婦人科などへ相談することも大切です。

Q5.パートナーにどう伝えればいいか分かりません

最初から原因まで説明する必要はありません。

「少しゆっくりしたい」「途中で確認してほしい」「今日はここまでにしたい」など、今必要なことから伝える方法もあります。

Q6.安心できるようになれば必ず感じられるようになりますか?

必ずとは言えません。

性的な感じ方には多くの要因が関係します。

ただ、安心感を妨げているものがあるなら、それを整理することは、自分の身体や感覚を知る一つの手がかりになります。

まとめ|安心とは「力が抜けること」より「自分で選べること」

セックスで安心できないと、

「もっとリラックスしなきゃ。」

「彼は優しいのに、どうして私は緊張するんだろう。」

と自分を責めてしまうことがあります。

でも、安心は相手が優しいかどうかだけでは決まりません。

嫌と言える。

止められる。

急かされない。

自分のペースを尊重してもらえる。

分からないと言っても大丈夫。

そうした、「私はこの場で自分のことを自分で選べる」という感覚も、安心を考えるうえで大切です。

だから、無理に安心しようとしなくてもいいと思います。

まずは、

「私は何があると少し安心できる?」

「何があると警戒する?」

そこを知る。

その答えは、これから自分の身体と向き合っていくための大切な情報になります。

一人では「安心できる条件」が分からない方へ

「彼は優しいのに、なぜか安心できない。」

「身体に力が入る理由が自分でも分からない。」

「何があれば安心できるのか、一度身体から確かめてみたい。」

そんな女性のために、僕は浜松で女性専用のオイルケアを行っています。

これまで500名以上の女性の施術に向き合ってきましたが、最初から自分の不安を説明できる必要はありません。

普通のオイルケアからでも大丈夫です。

その時間の中で、どんなときに身体へ力が入りやすいのか、何があると少し落ち着くのか、心地いい・苦手・よく分からないの違いなどを少しずつ確認していきます。

無理に何かを進めることはありません。

僕が「これは大丈夫」と決めることもしません。

自分で選べることを大切にしながら、その方に合ったケアを一緒に考えています。

現在は無償で行っています。

「安心しなきゃ」と頑張るのではなく、自分にとっての安心が何なのかを知ってみたい。

そう感じたときは、お問い合わせ・ご相談からお話を聞かせてください。

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