膣内で気持ちよくない理由|中の刺激が分からない女性へ

「膣内で気持ちよくない理由」というタイトルと、半透明の面に手を触れ、広がる光や波紋を見つめる女性を描いた水彩イラスト セックス気持ちよくない

「外側は少し気持ちいいけれど、膣の中はよく分からない。」

そんな悩みを抱えていませんか。

膣内に刺激があることは分かる。

圧や動きも分かる。

でも、「気持ちいい」という感覚にはつながらない。

すると、

「私は中で感じられない身体なのかな。」

「他の女性は、もっと膣内で気持ちよく感じているのかな。」

と不安になることもあると思います。

僕が女性のお話を聞く中でも、「外側は分かるけれど、中の感覚はよく分からない」と話されることがあります。

でも、ここで知っておいてほしいことがあります。

膣内に刺激があることが分かることと、その刺激を「気持ちいい」と感じること、さらにオーガズムに達することは、それぞれ同じではありません。

また、クリトリスなど外側と膣内では、刺激の受け取り方もまったく同じではありません。

この記事では、膣内の刺激が分かりにくい理由を、身体の構造と「感じる」という感覚の違いから整理していきます。

セックスが気持ちよくない理由を全体から知りたい方は、セックスが気持ちよくない理由|感じにくい女性の原因とはもあわせてご覧ください。

膣内とクリトリスでは、刺激の感じ方が同じではありません

まず知っておきたいのは、身体のどこでも同じように刺激を感じるわけではないということです。

クリトリス、外陰部、膣内では、構造や刺激の受け取り方に違いがあります。

そのため、クリトリスなど外側への刺激が分かりやすい女性でも、膣内では、

「何か触れていることは分かる。」

「圧は感じる。」

「動いていることは分かる。」

「でも、外側と同じような気持ちよさではない。」

ということがあります。

これは、膣内にまったく感覚がないという意味ではありません。

身体の部位によって、触覚・圧・振動などの感じ方には違いがあります。

だから、クリトリスで感じるような分かりやすさをそのまま膣内にも期待すると、

「中は何も感じない。」

と思ってしまうこともあります。

外側と中で、同じ種類・同じ強さの心地よさを感じる必要はありません。

「中で感じない」を3つに分けると分かりやすくなります

「膣の中で感じない。」

という言葉には、実はいくつか違う状態が含まれています。

例えば、

  • 膣内への刺激そのものが分かりにくい
  • 刺激や圧は分かるけれど、心地よさが分からない
  • 心地よさはあるけれど、オーガズムには達しない

この3つは同じではありません。

特に、

「圧は分かる。」

「動きも分かる。」

「でも、それが気持ちいいかは分からない。」

という場合には、感覚が完全にないとは言えません。

刺激を認識することと、その刺激を快いものとして感じることは分けて考えられるからです。

さらに、心地よさがあったとしても、それが必ずオーガズムにつながるわけでもありません。

だから、

「中イキできない。」

「膣内でオーガズムにならない。」

ということだけを理由に、

「私は膣内で何も感じない。」

と決めなくてもいいんです。

「感じる」と「気持ちいい」の違いそのものについては、セックスで感覚がわからない女性向けの記事で、より詳しく整理していくテーマになります。

Gスポットは「ここを刺激すれば誰でも感じる場所」ではありません

膣内の感覚について調べていると、「Gスポット」という言葉を目にすることがあります。

そして、

「Gスポットが分かれば中イキできる。」

「ここを刺激すれば誰でも気持ちいい。」

という説明を見ることもあります。

でも、そこまで単純ではありません。

いわゆるGスポットについては、一つの独立した器官として、すべての女性に同じ形・同じ場所で存在すると確立されているわけではありません。

膣の前側周辺には、クリトリスの内部構造や尿道周囲の組織など複数の構造が関係していて、その周辺への刺激を心地よく感じる女性もいます。

一方で、同じような場所への刺激を特別に心地よいと感じない女性もいます。

だから、

「Gスポットが見つからない。」

「言われた場所を刺激されても何も起こらない。」

というだけで、自分の身体がおかしいと考える必要はありません。

誰にでも同じ「正解の場所」があるわけではないんです。

膣内で気持ちよくないことと、中イキできないことも同じではありません

ここも混ざりやすいところです。

膣内への刺激について考えるとき、すぐに「中イキできるかどうか」で判断してしまうことがあります。

でも、

「膣内への刺激が心地いい。」

ということと、

「膣内への刺激をきっかけにオーガズムに達する。」

ということも同じではありません。

例えば、

「中の圧は心地いいけれど、オーガズムにはならない。」

「外側の刺激ではオーガズムを感じるけれど、中では感じない。」

「中の刺激そのものが、まだよく分からない。」

どれもあり得ます。

大切なのは、

「中イキできたか」という結果だけで、膣内の感覚すべてを評価しないことです。

外イキと中イキの違いについては、中イキと外イキの違いとは?どちらが正しいというものではありませんも参考にしてください。

「中で感じるはず」という基準から離れて、自分の感覚を見てみる

SNSなどで、

「中イキできた。」

「Gスポットが分かった。」

という体験談を見ると、自分にも同じ感覚があるはずだと思ってしまうことがあります。

でも、他の人が使っている「気持ちいい」という言葉と、自分が感じる感覚がまったく同じかどうかは分かりません。

だから、まずは、

「中で気持ちいいか、気持ちよくないか。」

だけで判断しなくてもいいと思います。

例えば、

  • 刺激そのものは分かるのか
  • 圧は分かるのか
  • 心地よさはあるのか
  • 違和感や痛みはないか
  • 外側と中では、どんな違いがあるのか

こんなふうに分けてみる。

すると、

「私は中で何も感じない。」

と思っていたものが、

「圧は分かるけれど、心地よさはまだよく分からない。」

のように、少し具体的になることがあります。

「中で感じられる女性になる」ことより、今の自分が中の刺激をどう感じているのかを知る。

この記事では、そこを大切にしてほしいと思っています。

なお、以前はあった膣内の感覚が急に大きく変わった、しびれや痛みがある、強い乾燥が続くなどの場合には、「感度の問題」と決めず、婦人科など医療機関へ相談することも選択肢です。

膣内の感覚についてよくある6つの疑問

Q1.膣の中で気持ちよくないのはおかしいですか?

それだけでおかしいとは言えません。

クリトリスなど外側と膣内では、刺激の感じ方がまったく同じではありません。

膣内への刺激をあまり心地よく感じない女性もいます。

Q2.膣の中は本当に感覚が少ないのでしょうか?

「膣には感覚がない」と考えるのは正確ではありません。

膣内でも圧や触れられている感覚などを認識することがあります。

ただし、身体の場所によって感覚の特徴には違いがあり、クリトリスなど外側と同じ感じ方になるとは限りません。

Q3.圧は分かるのに気持ちよくないのはなぜですか?

刺激や圧を認識することと、その刺激を心地よいと感じることは同じではないからです。

「圧が分かる」という時点で何らかの感覚はありますが、それが必ず性的な快感につながるとは限りません。

Q4.Gスポットが分からないと中イキできませんか?

「Gスポットという一つの決まった場所を見つけなければ中イキできない」と考える必要はありません。

いわゆるGスポットについても、すべての女性に同じ形で存在する独立した器官として確立されているわけではありません。

Q5.膣内が気持ちよくても、中イキできないことはありますか?

あります。

心地よさを感じることと、オーガズムに達することは同じではありません。

「中は心地いいけれどオーガズムにはならない」という感じ方もあります。

Q6.膣内の感覚が急に変わった場合は病院へ行った方がいいですか?

一時的な変化の場合もあります。

ただ、以前はあった感覚が急になくなった、しびれや痛みがある、強い乾燥が続く、薬を飲み始めてから大きく変わったなどの場合には、婦人科などへ相談することも選択肢です。

まとめ|膣内の「感じる」「気持ちいい」「中イキ」は分けて考えてみる

膣内で気持ちよくないと、

「私は中で感じられない身体なんだ。」

と思ってしまうことがあります。

でも、膣内とクリトリスなど外側では、刺激の感じ方が同じとは限りません。

そして、この記事で一番知ってほしいのは、

「膣内への刺激が分かること」「その刺激を心地よく感じること」「オーガズムに達すること」は、それぞれ同じではない

ということです。

圧は分かる。

動きも分かる。

でも、気持ちいいかは分からない。

心地よさはある。

でも、中イキにはならない。

そういう感じ方もあります。

だから、

「中でイケるか。」

だけで自分の身体を判断しなくてもいいと思います。

まずは、

「私は膣内の刺激を、実際にはどう感じているんだろう?」

と少し細かく見てみてください。

「何も感じない」と思っていた中にも、圧、動き、心地よさ、違和感など、違う感覚があるかもしれません。

それを知ることが、自分の身体を理解する一つの入り口になります。

感じにくさや外イキ・中イキなど、自分の身体の感覚について広く整理したい方は、女性の感覚ケアから、ご自身に近い悩みを探してみてください。

一人では膣内の感覚を整理しにくい方へ

「中に刺激があることは分かる。でも、それが気持ちいいのかは分からない。」

そんな感覚を、うまく言葉にできない女性もいます。

僕は浜松で、女性専用のオイルケアを行っています。

これまで500名以上の女性の施術に向き合ってきました。

僕のケアは、最初から「中イキできるようになること」を目的にしたものではありません。

通常のオイルケアを基本に、その方のお話や希望を確認しながら進めています。

普通のオイルケアだけでも大丈夫です。

「これは分かる。」

「これは心地いい。」

「これはまだよく分からない。」

そんな今の自分の感覚を整理していくことを大切にしています。

僕が身体を見て「感じない原因はこれです」と決めることもしません。

中で感じられるようになることを約束するのではなく、まず今の自分が何をどう感じているのかを知っていく。

現在は無償で行っています。

一人では自分の感覚を整理しにくいと感じたときは、お問い合わせ・ご相談からお話を聞かせてください。

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