「昨日は少し気持ちよかったのに、今日は全然分からない。」
そんな経験をしたことはありませんか。
前回は感じられた。
だから今日も同じように感じられると思っていたのに、なぜか今日は違う。
すると、
「感度が落ちたのかな。」
「前より感じなくなってしまった?」
と、不安になる女性もいます。
でも、性的な感覚は毎回まったく同じになるとは限りません。
同じ女性でも、その日の睡眠や疲れ、ストレス、月経周期に伴う体調の変化、性的な興奮、注意がどこへ向いているかなど、いくつもの条件が変化しています。
そのため、「昨日より感じない=自分の感度が悪くなった」とは限らないのです。
この記事では、なぜセックスで日によって感じ方が違うことがあるのか、その日の身体の状態との関係から整理していきます。
セックスが気持ちよくない理由全体について知りたい方は、セックスが気持ちよくない理由|感じにくい女性の原因とはもあわせてご覧ください。
性的な感覚は「いつも同じ感度」で決まるわけではありません
私たちは、つい自分の感度を固定されたものとして考えてしまいます。
「私は感じやすい女性。」
「私は感じにくい女性。」
そんなふうにです。
でも、性的な反応はそれほど単純ではありません。
同じ女性でも、身体や心理の状態はそのときによって変化します。
例えば、
- 睡眠が十分だったか
- 疲れがたまっていないか
- ストレスが強くないか
- 痛みや不快感がないか
- 月経周期に伴う体調の変化があるか
- そのとき性的な気持ちが高まっているか
- 身体の感覚へ注意を向けられているか
こうした条件は毎回同じではありません。
そのため、同じように触れられていても、昨日と今日で同じように感じるとは限りません。
大切なのは、一回のセックスで「自分の感度」を決めないことです。
昨日はよく分かった。
今日はあまり分からない。
それだけで「感じる力がなくなった」と判断する必要はありません。
疲れや睡眠不足がある日は、いつもと感じ方が違うことがあります
例えば、好きな音楽でも、疲れている日は何となく聞き流してしまうことがあります。
反対に、心にも時間にも余裕がある日は、一つひとつの音をいつも以上に心地よく感じることがあります。
身体の感覚も、そのときの状態と無関係ではありません。
睡眠不足や強い疲労があると、気分や注意、性的な欲求などにも影響することがあります。
だから、疲れている日にいつもより感じにくかったとしても、
「私の感度が落ちた。」
とすぐに考える必要はありません。
ここで注意したいのは、
「疲れていると身体が回復を優先するから、性的な感覚が弱くなる」
と一つの仕組みだけで説明しないことです。
疲れがあっても感じる日もあります。
よく眠ったのに、あまり感じない日もあります。
性的な感じ方には複数の要素が重なっているため、
「今日は睡眠が短かったからかもしれない。」
「仕事でかなり疲れていたな。」
くらいに、一つの手がかりとして見ていく方が自然です。
月経周期による変化はありますが、全員が同じではありません
女性の場合、月経周期との関係が気になる方も多いと思います。
「生理前は感じにくい?」
「排卵期は感じやすい?」
と考えたことがあるかもしれません。
月経周期ではホルモンだけでなく、眠気、気分、身体の重さ、腹部の不快感など、その人によってさまざまな変化が起こります。
そうした変化が、性的な気分や感じ方と重なる女性もいます。
ただし、
「この時期なら感じやすい」「この時期は感じにくい」と、すべての女性に共通する感度のカレンダーがあるわけではありません。
生理前にあまり性的な気分にならない女性もいれば、特に変わらない女性もいます。
同じ女性でも、毎月まったく同じとは限りません。
ですから、月経周期だけでその日の感覚を説明しようとするより、
「私はこの時期、身体がどう変化することが多いんだろう。」
と、自分自身の傾向を見る方が役立ちます。
身体が反応していることと「気持ちいい」は同じではありません
もう一つ、日による違いを考えるうえで知っておいてほしいことがあります。
それは、身体に起きる性的な反応と、本人が「気持ちいい」「興奮している」と感じることは、いつも完全に一致するわけではないということです。
例えば、
「今日は濡れているから、私は感じているはず。」
反対に、
「今日は濡れにくいから、感度が落ちている。」
と考えてしまうことがあります。
でも、女性の性的反応については、性器の生理的な反応と本人が自覚する性的な興奮が必ずしも強く一致しないことが研究でも報告されています。
つまり、身体に反応があるかどうかだけで、その日の「気持ちよさ」を判断することはできません。
同じように、
「前回より濡れなかった。」
「今日は反応が小さかった。」
という一つの変化だけを見て、
「感じなくなった。」
と決める必要もありません。
濡れにくさそのものが気になる場合には、濡れにくいのはなぜ?女性の身体と安心感の関係も参考にしてください。
「昨日より感じない」と比べ続けると、今日の感覚を見失うことがあります
一度「気持ちいい」と感じられた経験があると、次も同じ感覚を期待したくなります。
それ自体は自然なことです。
でも、
「昨日はもっと感じた。」
「先週はもっと気持ちよかった。」
と比較し続けていると、今日の身体ではなく、昨日の自分を基準にするようになります。
触れられるたびに、
「昨日ほどじゃない。」
「まだあの感じが来ない。」
「今日はダメなのかな。」
と確認してしまう。
すると、今ある小さな感覚よりも、「前回と同じかどうか」へ注意が向きやすくなります。
だから僕は、日によって感じ方が違うときに、
「昨日と同じか」ではなく、「今日はどう感じているか」
を見ることが大切だと思っています。
今日は強く感じる。
今日はぼんやりしている。
今日は外側の刺激は分かるけれど、中の刺激はよく分からない。
今日は触れられていることは分かるけれど、それが心地いいのかはまだ分からない。
それぞれ、その日の身体について分かったことです。
前回と違うからといって、失敗ではありません。
セックス中に「今日は感じられる?」と考え続けてしまう方は、セックスで集中できない理由|考えすぎて気持ちよくなれない女性へもあわせて読んでみてください。
「感じない日」があることより、変化の続き方を見てみる
一日感じにくかっただけで、すぐに身体の問題だと考える必要はありません。
大切なのは、一回の結果ではなく、変化がどのように続いているかです。
例えば、
「今日は疲れていて、いつもより分かりにくかった。」
「次はまた普通に感じた。」
という程度なら、その日の状態による変化だった可能性もあります。
一方で、
- 以前は感じていたのに、急に感覚が変わった
- 感じにくい状態が長く続いている
- 痛みや強い乾燥なども出てきた
- 薬を飲み始めてから変化した
- 性器周辺の感覚そのものが明らかに変わった
といった場合には、「今日はそんな日」で済ませず、婦人科など医療機関へ相談することも選択肢です。
特に、急な変化や痛みを「気持ちの問題」「緊張しているだけ」と決めつけないことは大切です。
日によって感じ方が違う女性のよくある質問
Q1.昨日は感じたのに今日は感じません。感度が落ちたのでしょうか?
一回の違いだけでは、感度が落ちたとは判断できません。
睡眠、疲労、ストレス、性的な興奮など、そのときの状態が違えば、同じような刺激でも感じ方が変わることがあります。
Q2.生理前は感じにくくなりますか?
月経周期に伴う身体や気分の変化が、性的な感じ方と重なる女性はいます。
ただし、全員が同じ時期に同じ変化をするわけではありません。
Q3.濡れている日は感じやすいということですか?
必ずしもそうとは限りません。
性器の生理的な反応と、本人が感じる性的な興奮や心地よさは完全には一致しないことがあります。
Q4.疲れている日はセックスしない方がいいですか?
一律にそうする必要はありません。
疲れていても心地よく感じることはあります。
大切なのは「今日は自分がどう感じているか」を無視して、前回と同じ反応を求めないことです。
Q5.毎回同じように感じられないのはおかしいですか?
毎回まったく同じでなければおかしい、ということはありません。
性的な感じ方には、そのときの身体状態や心理状態など複数の要素が関係します。
Q6.どんな変化なら病院へ相談した方がいいですか?
以前と比べて急に感覚が変わった、変化が長く続く、痛みや強い乾燥がある、薬を始めてから変わったなどの場合には、婦人科や医療機関へ相談することも考えてください。
まとめ|「今日は感じない」を「私は感じない」にしない
セックスで日によって感じ方が違うことはあります。
睡眠。
疲れ。
ストレス。
月経周期に伴う体調の変化。
性的な興奮。
注意がどこへ向いているか。
その日の身体には、その日なりの条件があります。
だから、昨日より感じなかったからといって、
「私の感度が落ちた。」
「私は感じない女性になった。」
と、一回の経験から決めなくてもいいと思います。
それよりも、
「今日はどんな感じだった?」
「昨日と何が違った?」
「どんな日は感覚が分かりやすい?」
と、自分の傾向を少しずつ知っていく。
「今日は感じなかった」を、「私は感じない女性」にしない。
それが、日によって変わる自分の身体と付き合っていくうえで大切な考え方の一つです。
自分の「感じ方の傾向」を知ってみたい方へ
一日感じにくかっただけなら、すぐに原因を探す必要はないと思います。
でも、
「自分はどんな状態のときに感覚が分かりやすいんだろう。」
「いつも感じにくいけれど、たまに違う日がある。」
「身体の状態と感じ方の関係を、自分ではうまく整理できない。」
そんな女性もいます。
僕は浜松で、女性専用のオイルケアを行っています。
これまで500名以上の女性の施術に向き合ってきました。
僕のケアは、最初から性感マッサージを目的としたものではありません。
通常のオイルケアを基本にしています。
普通のオイルケアだけでも大丈夫です。
その時間の中で、
「今日はここが分かりやすい。」
「これは前回と少し違う。」
「この状態だと身体に力が入りやすい。」
「これは心地いいのか、まだよく分からない。」
そんな自分の感覚を少しずつ確認していきます。
一回の反応を見て、「あなたは感じやすい・感じにくい」と決めることはしません。
自分がどんな状態のときに、どんな感覚を受け取りやすいのかを知っていく。
そこを大切にしています。
現在は無償で行っています。
自分の身体の傾向をもう少し知ってみたいと思ったときは、お問い合わせ・ご相談からお話を聞かせてください。
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