オーガズムを感じない理由|イけない女性の原因とは

感じにくいことにストレスを感じる女性と距離のあるカップル セックス気持ちよくない
感覚の違和感からストレスを抱える女性と関係の距離感

「イったことある?」

そんな話題になるたびに、どう答えたらいいのか分からなくなる。

SNSやインターネットを見ると、「毎回イける」「何度もオーガズムを感じる」という情報がたくさん出てきます。

それを見て、「私は普通じゃないのかな」と不安になったことはありませんか。

実際にご相談でも、「イったことがないんです」「そもそもイくって何ですか」と話される女性は少なくありません。

ですが、オーガズムを感じないことは決して珍しいことではありません。

そして、「イけない=身体がおかしい」というわけでもありません。

この記事では、オーガズムとはどのような反応なのか、そして、なぜ感じられないことがあるのかを、身体の仕組みも交えながら一緒に整理していきます。

セックスが気持ちよくない理由全体について知りたい方は、セックスが気持ちよくない理由|感じにくい女性の原因とはもあわせてご覧ください。

オーガズムは「スイッチ」のように起こるものではありません

オーガズムというと、ある瞬間に突然「イく」ものだと思われることがあります。

ですが実際には、身体の感覚が少しずつ高まり、その積み重ねの先で起こる身体の反応です。

例えば、お湯を温めるときも、火をつけた瞬間に沸騰することはありません。

少しずつ温度が上がり、あるところで自然と沸騰します。

身体もそれと少し似ています。

安心できること。

身体の力が抜けていること。

呼吸が止まっていないこと。

身体の感覚へ意識を向けられていること。

そうした状態が少しずつ積み重なった先で起こる反応の一つが、オーガズムです。

だから、「スイッチが入ればイける」というものではありません。

オーガズムは性器だけではなく、脳も関わる反応です

オーガズムは、刺激だけで起こるものではありません。

実は、快感は脳で受け取られ、身体全体が反応しています。

そのため、同じ刺激でも、その日の身体の状態によって感じ方は変わります。

安心できている日。

疲れている日。

考えごとをしている日。

緊張している日。

そうした違いによって、身体の反応も変わることがあります。

だから、「前は近い感じがしたのに今日は分からない」という日があっても、不思議なことではありません。

身体は刺激だけではなく、そのときの状態全体を受け取りながら反応しているのです。

「イかなきゃ」と思うほど遠ざかることがあります

以前イけなかった経験があると、「今日はイきたい」と思う女性も少なくありません。

ですが、その思いが強くなるほど、気づけば身体ではなく結果ばかり気にしてしまうことがあります。

「まだかな。」

「今ので合っているのかな。」

「今回もダメかもしれない。」

そんなふうに考えていると、身体の感覚よりも頭の中が忙しくなってしまいます。

実際にご相談でも、「イこうと頑張るほど、何も分からなくなっていました」と話される女性は少なくありません。

オーガズムは、「頑張って手に入れるもの」というより、身体が安心して反応した結果として起こることがあります。

「イける・イけない」だけで、自分を判断しなくても大丈夫です

オーガズムを感じられないと、「私はどこかおかしいのかな」と不安になる女性は少なくありません。

ですが、オーガズムは「できる・できない」で身体を評価するものではありません。

身体の状態や、その日の心の状態、安心感など、さまざまなことが重なった結果として起こる反応の一つです。

だからこそ、「イけない=身体に問題がある」と考える必要はありません。

まずは、「今の身体はどんな状態なんだろう」と目を向けてみることが大切です。

外イキ・中イキだけにこだわらなくても大丈夫です

「私は中イキできません。」

「クリトリスでは感じるけど、膣の中では感じません。」

そんなご相談をいただくこともあります。

ですが、「外イキ」「中イキ」という言葉だけが一人歩きしてしまい、「どちらが正しい」「どちらが上」というように考えてしまう女性も少なくありません。

実際には、感じ方には個人差があります。

刺激を受け取りやすい場所も違えば、心地よいと感じる刺激も人それぞれです。

だから、「私は中イキできないからダメなんだ」と考える必要はありません。

外側と内側では刺激を受け取る神経も異なるため、感じ方に違いがあることは自然なことです。

外イキと中イキの違いについては、中イキと外イキの違いとは?どちらが正しいというものではありませんで詳しくお伝えしています。

オーガズムは、安心や心地よさの積み重ねの先にあることがあります

以前、ご相談いただいた女性が、「私は一生イけないんだと思っていました」と話してくださいました。

その方も、「どうしたらイけるのか」という答えばかり探していたそうです。

ですが、身体の状態を一緒に整理していく中で、「私はずっと頑張り続けていたんですね」と気づかれました。

「イかなきゃ。」

「ちゃんと反応しなきゃ。」

そんな思いが少しずつ減っていくにつれて、「前より身体を感じられる時間が増えました」と笑顔で話してくださいました。

もちろん、それだけで必ずオーガズムを感じられるようになるわけではありません。

ですが、身体は安心できる経験を積み重ねることで、少しずつ反応が変わっていくことがあります。

だからこそ、大切なのは「イけるかどうか」だけではなく、「身体が心地よいと感じられているか」に目を向けることなのかもしれません。

まとめ

オーガズムを感じないことは、決して珍しいことではありません。

身体の状態。

安心感。

呼吸や力み。

その日のコンディション。

そして、身体へ意識を向けられているかどうか。

そうしたさまざまなことが重なって、身体は反応しています。

だからこそ、「イけない私がおかしい」と考える必要はありません。

まずは、「今の身体はどんな状態なんだろう」と知ること。

その積み重ねが、身体との付き合い方を少しずつ変えていくことがあります。

一人で整理することが難しいと感じた方へ

オーガズムを感じにくい理由は、一つではありません。

身体の緊張が影響している方もいれば、安心できない状態や、無意識の力み、過去の経験が影響している方もいます。

実際に身体の状態を見てみると、自分では気づかなかった身体の反応や、感覚を受け取りにくくしている原因が見えてくることも少なくありません。

私はこれまで、そうした女性のお話を伺いながら、身体の状態も一緒に確認し、「何が今の身体へ影響しているのか」を整理してきました。

「イけないことばかり考えていましたが、まずは身体を知ることが大切なんですね。」

そう話される女性も少なくありません。

身体は、自分一人では気づきにくいことがあります。

だからこそ、一緒に身体の状態を見つめながら、「今の身体に何が起きているのか」を整理していくことが、身体との付き合い方を変えるきっかけになることもあります。

もし、「一人では整理することが難しい」と感じたときは、一緒に身体を見つめ直してみませんか。

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