「外イキはできるけれど、中イキはよく分からない。」
そんな悩みを抱えていませんか。
SNSやインターネットを見ると、
「中イキできるようになった。」
「外イキより中イキの方がすごい。」
といった体験談を目にすることがあります。
すると、
「私は中イキできないから、セックスを十分に楽しめていないのかな。」
「外イキしかできない私はおかしい?」
と不安になる女性もいると思います。
僕が女性のお話を聞く中でも、「中イキできないのは普通じゃないんでしょうか」と相談されることがあります。
でも、まず知っておいてほしいことがあります。
中イキできないことと、セックスが気持ちよくないことは同じではありません。
そして、外イキと中イキを「別々の能力」のように考えて、どちらが上かを比べる必要もありません。
この記事では、外イキと中イキという言葉が何を指しているのか、身体の仕組みも含めながら整理していきます。
セックスが気持ちよくない理由全体について知りたい方は、セックスが気持ちよくない理由|感じにくい女性の原因とはもあわせてご覧ください。
外イキと中イキは何が違うのでしょうか?
一般に「外イキ」は、クリトリスなど外側への刺激によってオーガズムを感じることを指して使われています。
一方、「中イキ」は、膣内への刺激によってオーガズムを感じることを指す言葉として使われることが多いです。
ただし、ここで注意したいことがあります。
女性の性的な感覚を、「外側」と「膣内」の二つに完全に分けられるわけではありません。
クリトリスは、身体の外から見えている部分だけの小さな器官ではなく、内部にも広がった構造を持っています。
また、性的な心地よさやオーガズムには、どこへ刺激が加わったかだけではなく、その刺激を本人がどう感じているのかなど、さまざまな要素が関係します。
そのため、
「外イキという完全に独立したオーガズムがある。」
「中イキという別の能力がある。」
と二つにきれいに分けて考えすぎない方が分かりやすいです。
「外イキ」「中イキ」は、どこへの刺激をきっかけにオーガズムを感じたのかを表す、日常的な呼び方として捉えてみてください。
中イキの方が「上」という医学的な基準はありません
インターネットでは、「中イキできる女性」という言葉だけが特別に扱われることがあります。
すると、
「中イキできる方が感度が高い。」
「外イキしかできない私はまだ足りない。」
と思ってしまうことがあります。
でも、中イキできる女性の方が性的に優れている、という医学的な基準があるわけではありません。
クリトリスなど外側への刺激でオーガズムを感じやすい女性もいます。
膣内への刺激を心地よく感じる女性もいます。
両方を心地よく感じる女性もいれば、膣内への刺激ではオーガズムを感じない女性もいます。
そして、同じ女性でも感じ方がいつも同じとは限りません。
大切なのは、
「どちらでイケるか。」
ではなく、
「自分は、どんな刺激をどう感じているのか。」
ということです。
外イキと中イキを、レベル1とレベル2のように考える必要はありません。
中イキできなくても、セックスが気持ちよくないとは限りません
ここがこの記事で一番お伝えしたいところです。
「中イキできない。」
ということと、
「セックスで心地よさを感じられない。」
ということは別です。
そもそも、性的な心地よさはオーガズムだけで決まるものではありません。
触れられて心地いい。
クリトリスなど外側への刺激が好き。
膣内への刺激にも心地よさはあるけれど、オーガズムまではいかない。
相手との時間そのものを心地よく感じる。
こうした感覚もあります。
つまり、
「オーガズムに達したか」と「その時間に心地よさがあったか」は、同じ評価ではありません。
中イキできないことだけを見て、
「私はセックスを楽しめていない。」
「私は感じにくい女性なんだ。」
と決める必要はないんです。
「中イキしなきゃ」と考えることが、自分の感覚を見えにくくすることもあります
中イキについて調べ続けていると、いつの間にかセックス中も、
「今日は中イキできるかな。」
「そろそろ何か感じないと。」
「またできなかったらどうしよう。」
と、自分を確認するようになることがあります。
すると、身体に起きている感覚そのものよりも、
「できたか、できなかったか。」
という評価へ注意が向いてしまう場合があります。
性的な場面で自分の反応を観察したり評価したりすることは、性的な反応や満足感と関係する要素として研究されています。
だからといって、「中イキを目標にしてはいけない」ということではありません。
興味があること自体は自然です。
ただ、目標が強くなりすぎて、
「今日もできなかった。」
「私はダメだった。」
という自己評価になっているなら、一度見方を変えてもいいと思います。
「イケたか」ではなく、「何を感じていたか」。
そこへ戻ってみるんです。
身体に力が入りやすい方は、セックスで身体に力が入る理由|感じにくくなる身体の仕組みも参考にしてください。
外側と膣内で感じ方が違っても、それだけでおかしくありません
「クリトリスなら分かる。でも膣内はよく分からない。」
そんな女性もいます。
反対に、外側への刺激よりも、膣内への圧などを心地よく感じる女性もいます。
身体の場所によって、刺激の受け取り方がまったく同じというわけではありません。
だから、
「外側で感じるなら、中でも同じように感じられるはず。」
と考える必要はありません。
また、膣内への刺激についても、
「何も分からない。」
「圧は分かる。」
「心地よさはある。」
「オーガズムにはならない。」
では、それぞれ意味が違います。
「中イキできない」という一言の中にも、実はいろいろな感覚があるんです。
外側の刺激について詳しく知りたい方は、外イキとは?クリトリスで感じる感覚がよく分からない女性へも参考にしてください。
外イキと中イキについてよくある6つの疑問
Q1.外イキと中イキは本当に別のオーガズムですか?
一般には、外側への刺激をきっかけにしたオーガズムを「外イキ」、膣内への刺激をきっかけにしたものを「中イキ」と呼ぶことがあります。
ただ、女性の性的な反応を二種類の完全に独立した能力として分けるのは単純すぎます。
どこへの刺激をきっかけに感じたのかを表す言葉として捉えると分かりやすいです。
Q2.外イキしかできないのはおかしいですか?
それだけでおかしいとは言えません。
外側への刺激と膣内への刺激では感じ方が同じとは限らず、どちらでオーガズムを感じやすいかにも個人差があります。
Q3.中イキできないと、セックスを十分楽しめていないのでしょうか?
そんなことはありません。
性的な心地よさは、「中イキできたかどうか」だけで決まるものではありません。
オーガズムに達することと、その時間を心地よく感じることは分けて考えることができます。
Q4.クリトリスは感じるのに、膣内はよく分からないのはなぜですか?
身体の部位によって刺激の受け取り方には違いがあります。
「外側では分かりやすいけれど、膣内では圧しか分からない」ということがあっても、それだけで身体全体の感度が低いとは言えません。
Q5.中イキを目指さない方がいいのでしょうか?
興味を持つこと自体に問題があるわけではありません。
ただ、「できなければダメ」「今日こそイかなければ」と自分を評価することが負担になっているなら、いったん「できたか」から離れて、自分が何を感じているのかを見る方が合う場合もあります。
Q6.膣内の感覚がほとんど分からない場合は病院へ行くべきですか?
感じ方には個人差があるため、それだけで病気とは言えません。
ただ、以前あった感覚が急になくなった、しびれや痛みがある、強い乾燥が続くなど、身体的な変化が気になる場合には、婦人科など医療機関へ相談することも選択肢です。
まとめ|「中イキできるか」より、自分が何を感じているか
外イキと中イキは、一般には刺激される場所の違いによって使い分けられている言葉です。
ただ、女性のオーガズムを二種類の完全に独立した能力として考える必要はありません。
そして、中イキできないからといって、セックスが気持ちよくないと決まるわけでもありません。
外側への刺激が心地いい。
膣内への刺激は分かるけれど、オーガズムにはならない。
中の刺激はまだよく分からない。
その日の状態によって感じ方が違う。
いろいろな感じ方があります。
だから、
「外イキしかできない。」
ではなく、
「私は外側への刺激を心地よく感じられる。」
と見ることもできます。
中イキに興味があること自体は悪いことではありません。
ただ、それが「できなければ普通ではない」という自己評価になっているなら、少しだけ基準を変えてみてください。
「イケたか」ではなく、「私は何を感じていたか」。
そこを見ることが、自分の身体を理解する一つの入り口になります。
感じにくさや外イキ・中イキなど、自分の感覚についてもう少し広く整理したい方は、女性の感覚ケアから、ご自身に近い悩みを探してみてください。
一人では自分の感覚を整理しにくい方へ
「外側は分かるけれど、中はよく分からない。」
「膣内への刺激はあるけれど、それが心地いいのか自分でも分からない。」
そんな感覚を、うまく言葉にできない女性もいます。
僕は浜松で、女性専用のオイルケアを行っています。
これまで500名以上の女性の施術に向き合ってきました。
僕のケアは、最初から「中イキできるようになること」を目的にしたものではありません。
通常のオイルケアを基本に、その方のお話や希望を確認しながら進めています。
普通のオイルケアだけでも大丈夫です。
「これは分かる。」
「これは心地いい。」
「これはまだよく分からない。」
そんな今の自分の感覚を整理していくことを大切にしています。
僕が「ここで感じるはず」と決めることもありません。
中イキできる身体を目指すのではなく、まず自分が何をどう感じているのかを知っていく。
現在は無償で行っています。
一人では自分の感覚を整理しにくいと感じたときは、お問い合わせ・ご相談からお話を聞かせてください。
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