「触れられると、なぜか身体に力が入ってしまう。」
「リラックスしようと思っているのに、緊張してしまう。」
「気持ちよくなる前に、くすぐったさしか感じない。」
そんな悩みはありませんか。
相談でも、
- 脚に力が入ってしまう
- お腹が硬くなる
- 呼吸が浅くなる
- 身体が逃げたくなる
- くすぐったいだけで終わってしまう
という女性は少なくありません。
すると、
「私は性感帯が弱いのかな。」
「感じにくい体質なのかな。」
と考えてしまう方もいます。
ですが、それは身体が感じられないのではなく、身体が無意識に自分を守ろうとしている反応なのかもしれません。
この記事では、触れられると緊張してしまう理由を、身体の防御反応や自律神経の視点からお伝えします。
外イキの仕組みについて知りたい方は、外イキとは?|オーガズムの仕組みと感覚を身体から理解するをご覧ください。
身体は危険を感じると、無意識に自分を守ります
身体には、自分を守るための仕組みがあります。
これはとても自然な反応です。
例えば、熱いものに触れた瞬間、考える前に手を引っ込めます。
転びそうになると、とっさに身体へ力が入ります。
これと同じように、身体が「まだ安心できない」と感じると、無意識に筋肉を緊張させることがあります。
本人はリラックスしたいと思っていても、身体は勝手に守る準備を始めてしまうのです。
交感神経が働くと、身体は気持ちよさよりも「守ること」を優先します
緊張しているときは、自律神経の中でも交感神経が働きやすくなります。
交感神経が優位になると、
- 呼吸が浅くなる
- 筋肉に力が入る
- 身体が硬くなる
- 周りを警戒する
といった反応が起こります。
これは命を守るためにはとても大切な働きです。
ですが、快感を受け取るという点では、少し不利になることがあります。
身体は「気持ちよくなること」より、「安全を確認すること」を優先するからです。
くすぐったいだけで終わるのも、防御反応の一つかもしれません
相談では、
「痛くはないけれど、くすぐったいだけです。」
という女性も少なくありません。
クリトリスは神経が非常に多く集まる場所です。
そのため、身体が緊張していると、心地よさより先に「くすぐったい」「触られた」という刺激として受け取ってしまうことがあります。
一方で、身体の力が少しずつ抜けてくると、最初はくすぐったかった刺激が、だんだん心地よく感じられるようになる女性もいます。
つまり、「くすぐったいから感じられない身体」なのではなく、まだ身体が安心して刺激を受け取れる状態ではない可能性もあるのです。
「力を抜こう」と思っても、身体はすぐには変わりません
「もっとリラックスしてください。」
そう言われた経験がある女性もいるかもしれません。
ですが、「力を抜こう」と思って本当に力が抜けるなら、悩むことはありません。
身体の緊張は、意識だけでコントロールできるものではないからです。
例えば、
- 肩に力が入る
- お尻が締まってしまう
- 脚を閉じたくなる
- お腹が硬くなる
- 呼吸が止まる
こうした反応は、多くの場合、自分で気づかないうちに起きています。
だから、「リラックスしなきゃ」と考えるほど、かえって力が入ってしまうこともあります。
大切なのは、力を抜こうと頑張ることではなく、身体が「もう大丈夫」と感じられる状態を少しずつ増やしていくことです。
強い刺激が苦手なのも、身体が教えてくれているサインです
クリトリスは、身体の中でも特に多くの神経が集まっている場所です。
そのため、強く刺激すれば気持ちよくなるとは限りません。
むしろ、
- 痛い
- ヒリヒリする
- くすぐったい
- 早く終わってほしい
そんな感覚になる女性も少なくありません。
AVでは強い刺激で大きく反応する場面が多く描かれますが、現実の女性の身体は一人ひとり違います。
優しく触れた方が心地よい女性もいれば、少しずつ刺激を重ねた方が反応しやすい女性もいます。
「この刺激は嫌だな。」
そう感じることも、身体からの大切なサインです。
無理に我慢するより、「私はこういう刺激が苦手なんだ」と知ることも、自分の身体を理解する一歩になります。
身体が安心を覚えると、感じ方が変わることもあります
施術では、最初はくすぐったさしか感じなかった女性が、途中から
「あれ?さっきと同じ触れ方なのに気持ちよく感じます。」
と驚かれることがあります。
刺激を強くしたわけではありません。
身体の力が少しずつ抜け、呼吸が深くなり、刺激を受け取れる状態へ変わってきた結果です。
交感神経が優位な状態では、防御反応が働きやすくなります。
一方で、身体が安心すると、副交感神経が働きやすくなり、刺激を心地よさとして受け取りやすくなることがあります。
もちろん、すぐに変わるわけではありません。
ですが、「くすぐったいだけの身体」なのではなく、「まだ安心して刺激を受け取れていない身体」だったという女性も少なくありません。
身体は、安心する感覚を少しずつ覚えていきます
身体は一度安心を経験すると、その感覚を少しずつ覚えていくことがあります。
施術でも、
- 「前より力が入らなくなりました。」
- 「呼吸が止まらなくなりました。」
- 「パートナーとのセックスでも緊張しにくくなりました。」
そんな変化を話してくださる女性もいます。
もちろん、すべての方に同じ変化が起こるわけではありません。
ですが、身体が一度「安心しても大丈夫なんだ」と学ぶことで、普段のセックスでも反応が変わってくることがあります。
だから私は、「リラックスしてください」ではなく、身体が安心を覚えられるような時間を大切にしています。
緊張しやすい身体は、変わる可能性があります
「私は昔から緊張しやすい性格だから。」
そう話される女性もいます。
もちろん、生まれ持った性格もあるかもしれません。
ですが、施術をしていると感じるのは、性格というより身体が緊張を覚えてしまっている方が少なくないということです。
最初は触れられるだけで肩や脚に力が入り、呼吸も浅くなっていた女性が、身体が安心を覚えていくことで、少しずつ力を抜けるようになることがあります。
すると、今までくすぐったいだけだった刺激が、「気持ちいいかもしれない」という感覚へ変わっていくこともあります。
つまり、「感じにくい身体」なのではなく、「まだ安心して刺激を受け取れていない身体」だったという場合もあるのです。
身体を知ることは、パートナーとのセックスにもつながっていきます
施術で身体の反応を知ることは、その場だけのためではありません。
「私はこんな触れ方が心地いいんだ。」
「こうすると身体の力が抜けやすいんだ。」
そんなことが少しずつ分かってくると、その感覚は普段のパートナーとのセックスにも生かされることがあります。
実際に、
- 「以前より身体が反応しやすくなりました。」
- 「くすぐったさが減ってきました。」
- 「パートナーとのセックスでも気持ちよさを感じやすくなりました。」
と話される女性もいらっしゃいます。
もちろん、すべての方に同じ変化が起こるわけではありません。
ですが、身体が安心して刺激を受け取れるようになることは、普段のセックスをより楽しむきっかけになることがあります。
まとめ
触れられると緊張してしまうのは、意志が弱いからでも、性感帯がないからでもありません。
身体が無意識に自分を守ろうとしている、とても自然な反応であることがあります。
交感神経が働くと、身体は快感よりも安全を優先します。
そのため、くすぐったさや筋肉の緊張、呼吸の浅さとして現れることがあります。
ですが、身体が安心を覚えていくことで、今までとは違う感覚に気づく女性も少なくありません。
大切なのは、「リラックスしなきゃ」と頑張ることではなく、自分の身体がどんな反応をしているのかを知ることです。
まずは、自分の身体の反応を知ることから始めてみませんか
「触れられると力が入ってしまう。」
「くすぐったいだけで終わってしまう。」
「身体が思うように反応してくれない。」
そんな悩みがある方は、自分を責める前に、一度身体の反応を知ることから始めてみませんか。
施術では、一人ひとり違う身体の反応を確認しながら、無理に変えようとするのではなく、身体が安心して反応できる状態を一緒につくっていきます。
その経験が、これからのパートナーとの時間を、今よりもっと心地よいものにするきっかけになれば嬉しく思います。
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