クリトリスで感じない理由|外側の刺激がわからない女性へ

セックスが気持ちよくないことで一人で悩む女性と眠るパートナー セックス気持ちよくない
セックスの違和感を一人で抱え込む女性と無関心なパートナーのイメージ

「クリトリスを触られても、気持ちいいと思えない。」

「外側の刺激がよくわからない。」

そんな悩みを抱えていませんか。

インターネットでは、「クリトリスは女性の中で最も感じやすい場所」と紹介されることが多くあります。

そのため、「ここで感じない私は普通じゃないのでは」と不安になる女性は少なくありません。

実際に施術でも、「クリトリスで感じないのは感度が低いからでしょうか」とご相談をいただくことがあります。

ですが、クリトリスで感じにくいことは決して珍しいことではありません。

その理由の一つは、クリトリスという器官の構造を知ると少し見えてきます。

この記事では、クリトリスはどのような器官なのか、なぜ外側の刺激がわかりにくい女性がいるのかを、身体の仕組みも交えながら一緒に整理していきます。

セックスが気持ちよくない理由全体について知りたい方は、セックスが気持ちよくない理由|感じにくい女性の原因とはもあわせてご覧ください。

クリトリスは、見えている部分だけではありません

クリトリスというと、外から見えている小さな突起だけをイメージする方も多いかもしれません。

ですが、実際にはクリトリスは身体の内側まで広がっている器官です。

外から見えている部分は「亀頭」と呼ばれる一部で、その奥には左右へ脚のように伸びる組織(陰核脚)や、前庭球と呼ばれる組織が広がっています。

つまり、クリトリスは小さな点ではなく、骨盤の中まで続いている立体的な器官なのです。

そのため、「外から見えている部分だけが感じる場所」と考えるよりも、身体全体とつながって働く器官として理解した方が自然です。

クリトリスは、とても繊細な器官です

クリトリスには、女性の身体の中でも特に多くの神経が集まっています。

そのため、小さな刺激でも十分に心地よさを感じる女性がいる一方で、刺激が強すぎると痛みや違和感として受け取ってしまう女性も少なくありません。

「もっと強く刺激した方が感じるはず」と思われることがありますが、実際には反対の場合もあります。

実際に施術でも、「強く触られると痛いだけでした」と話される女性は少なくありません。

それは感度が低いのではなく、刺激が身体に合っていなかった可能性があります。

刺激する場所や触れ方でも感じ方は変わります

クリトリスは、直接触れた方が気持ちいい女性もいれば、包皮の上からやさしく触れられる方が心地よい女性もいます。

また、その日の身体の状態によっても感じ方は変わります。

乾燥している状態では刺激が強く感じやすくなったり、同じ場所ばかり刺激されることで痛みが出たりすることもあります。

つまり、「感じない」のではなく、そのときの身体に刺激が合っていないことも少なくありません。

身体は一人ひとり違うからこそ、「感度が悪い」と決めつける前に、自分の身体がどのような刺激を受け取りやすいのかを知ることも大切です。

クリトリスと外イキは同じではありません

クリトリスへの刺激は、外イキと深く関係しています。

ですが、「クリトリスで刺激を感じること」と、「外イキできること」は必ずしも同じ意味ではありません。

外イキは、刺激だけではなく、身体や脳がどのように感覚を受け取るかも関係しています。

そのため、「クリトリスで少し感じるけれど外イキは分からない」という女性も珍しくありません。

外イキとはどのような感覚なのか、身体の中では何が起きているのかについては、外イキとは?オーガズムの仕組みと感覚|クリトリス・中イキとの違いまで解説で詳しくお伝えしています。

「感じない」ではなく、身体が受け取りきれていないこともあります

実際に施術でお話を伺っていると、「クリトリスは何も感じません」と話される女性がいます。

ですが、詳しくお聞きすると、「触られていることは分かります」「温かさは分かります」「強いと痛いです」と話される方も少なくありません。

つまり、感覚そのものがないわけではなく、その刺激をまだ「気持ちいい」と受け取れていないこともあります。

例えば、初めて飲んだコーヒーは「苦い」としか感じなかったのに、何度か飲むうちに香りや甘みが分かるようになることがあります。

味覚が変わったというより、身体がその感覚を少しずつ受け取れるようになったとも言えます。

クリトリスの刺激も、それと少し似ていることがあります。

「何も感じない」と思っていた女性が、身体の状態が整ることで、「こういう感覚だったんですね」と話されることも少なくありません。

クリトリスだけが原因とは限りません

クリトリスで感じにくいと、「この場所の感度が悪いのかもしれない」と考えてしまう女性もいます。

ですが、実際に身体をみていくと、それだけでは説明できないこともあります。

身体に力が入り続けている。

呼吸が浅くなっている。

「感じなければ」という思いが強くなっている。

こうした状態では、クリトリスだけでなく、身体全体が刺激を受け取りにくくなることがあります。

だからこそ、「クリトリスで感じない」という悩みであっても、身体全体の状態を一緒にみていくことが大切になることがあります。

自分の身体には、自分だけの感じ方があります

クリトリスの大きさや形にも個人差があります。

神経の分布や刺激の受け取り方も、一人ひとり少しずつ違います。

そのため、「こう触れば誰でも気持ちいい」という正解はありません。

インターネットにはさまざまな情報がありますが、そのまま自分の身体に当てはまるとは限らないのです。

大切なのは、誰かと同じように感じることではありません。

自分の身体が、どんな刺激を心地よいと感じるのか。

その感覚を少しずつ知っていくことが、自分の身体への安心につながっていきます。

まとめ

クリトリスで感じにくいことは、決して珍しいことではありません。

クリトリスはとても繊細な器官であり、構造や神経の特徴、刺激の受け方によって感じ方は大きく変わります。

また、「感じない」と思っていても、刺激が身体に合っていなかったり、身体全体の状態が影響していたりすることも少なくありません。

だからこそ、「感度が低い」「私はおかしい」と決めつける必要はありません。

まずは、自分の身体はどんな刺激を受け取りやすいのかを知ること。

その積み重ねが、自分の身体を理解する第一歩になることがあります。

一人で整理することが難しいと感じた方へ

クリトリスで感じにくい理由は、一つではありません。

刺激の受け方が影響している方もいれば、身体全体の緊張や、無意識の力みが関係している方もいます。

私はこれまで、そうした悩みを抱える女性のお話を伺いながら、実際に身体へ触れ、一緒に身体の状態を確認してきました。

「感度の問題だと思っていましたが、身体全体が関係していたんですね。」

「自分の身体を責めなくてもいい理由が分かりました。」

そう話される女性も少なくありません。

身体の状態は、自分一人では気づきにくいことがあります。

もし、「自分の身体をもう少し知ってみたい」と感じたときは、一緒に身体の状態を見つめ直してみませんか。

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