旦那からセックスを求められなくなった。
以前は向こうから誘ってくれたのに、いつの間にか何もなくなった。
自分から誘っても断られることが増えると、
「もう私とはしたくないのかな」
「女性として見られていないのかな」
「私に魅力がなくなったから?」
と、自分の中に原因を探してしまう女性もいると思います。
けれど、夫が妻を誘わなくなる理由は、妻への魅力だけでは判断できません。
男性側の性欲が弱くなっていることもあれば、仕事や疲労、セックスへのプレッシャー、勃起への不安、過去に断られた経験、夫婦関係の変化などが重なっている場合もあります。
また、性欲はあっても「妻と二人でするセックス」には気持ちが向かなくなっていることもあります。
この記事では、旦那がセックスを求めてこなくなったとき、夫の側で何が起きている可能性があるのかを整理します。
結婚していないパートナーについて悩んでいる方は、彼氏が求めてこないのはなぜ?セックスを誘わなくなった男性の心理をご覧ください。
旦那が求めてこない理由は、大きく4つに分けられます
夫が妻を誘わなくなる背景は、大きく分けると次の4つです。
- 性欲そのものが起こりにくくなっている
- 二人でするセックスに負担や不安がある
- 妻との関係や性的な見方が変化している
- 身体や健康上の問題を抱えている
実際には、どれか一つだけではなく、複数の理由が重なっていることもあります。
例えば、仕事で疲れて性欲が弱くなり、しばらくセックスをしないうちに誘い方が分からなくなる。
久しぶりのセックスでうまく勃起できず、それをきっかけに避けるようになる。
過去に妻から断られた経験があり、「また断られるくらいなら誘わない方がいい」と考える。
このように、最初のきっかけと、現在セックスを避けている理由が違う場合もあります。
仕事や疲労でセックスまで気持ちが向かない
旦那に理由を聞いたとき、「疲れている」と言われたことがある女性は多いと思います。
何度も同じ言葉を聞いていると、
「スマホを見る元気はあるのに?」
「休日には趣味を楽しんでいるのに?」
「私とすることだけが嫌なの?」
と思ってしまうかもしれません。
ただ、動画を見ることや一人で趣味を楽しむことと、パートナーとセックスをすることでは、必要になる余裕が違います。
二人でするセックスでは、相手の反応を見たり、触れ方を考えたり、自分の身体を性的な状態へ切り替えたりする必要があります。
仕事のことが頭から離れない、睡眠不足が続いている、家に帰る頃には人と向き合う力が残っていない。
そのような状態では、妻への愛情がなくなったわけではなくても、セックスまで気持ちが向かないことがあります。
一方で、何か月も「疲れている」という説明だけが続いているなら、疲労以外の理由を言葉にできず、そこで会話を終わらせている可能性もあります。
「疲れている」は嘘だと決めつける必要はありませんが、それだけですべてを説明できるとも限りません。
性欲そのものが以前より弱くなっている
「男性はいつでもセックスをしたいもの」と思われることがありますが、男性の性欲も一定ではありません。
年齢だけでなく、睡眠、疲労、ストレス、生活環境、体調などによって変化します。
そのため、以前は夫から誘ってくれていたとしても、その頃と現在で性欲の強さが同じとは限りません。
ここで分けて考えたいのが、
- 性的なこと全般に関心が薄くなっている
- 性欲はあるけれど妻とのセックスには向かわない
という違いです。
性的な動画も見ない。自慰もしない。以前好きだった性的なことにも関心を示さない。
この場合は、妻との関係だけではなく、性欲そのものや心身の状態が変化している可能性があります。
一方、自慰はしている、性的なコンテンツは見ているという場合は、性欲が完全になくなったとは言い切れません。
その場合は、二人でするセックスに別の負担や迷いがないかを考える必要があります。
妻から拒まれた経験が残っている
夫が誘わなくなった背景に、以前断られた経験が残っていることもあります。
もちろん、妻が疲れている日や、したくない日に断ることは悪いことではありません。
ただ、夫側がその経験を、
「自分は求められていない」
「もう誘わない方がいい」
「また断られたら傷つく」
と受け取っている可能性があります。
何度かタイミングが合わなかっただけでも、誘う側には拒絶された記憶として残ることがあります。
その結果、性欲がなくなったわけではないのに、自分から誘うことをやめてしまう男性もいます。
妻側は「今は無理」と伝えたつもりでも、夫側は「あなたとはしたくない」と受け取っているかもしれません。
反対に、夫から何度も断られている妻も、同じように誘うことが怖くなります。
お互いに拒まれることを避けているうちに、どちらからも誘わない状態が続いてしまうことがあります。
セックスにプレッシャーを感じている
男性側がセックスを避ける理由として、見落とされやすいのがプレッシャーです。
夫の中に、
- 妻を満足させなければいけない
- 自分から誘ったら最後までしなければいけない
- 勃起しなかったらどうしよう
- 途中で萎えたら恥ずかしい
- 久しぶりだからうまくできるか不安
- 妻が本当は楽しんでいない気がする
といった気持ちがある場合です。
セックスが「二人で楽しむ時間」ではなく、「男性がうまく進める時間」になっていると、性欲よりも不安が先に出ることがあります。
一度うまく勃起できなかったり、途中で萎えたりした経験があると、次のセックスでも同じことが起きるのではないかと考えます。
すると、不安を経験しないために、セックスそのものを避けるようになります。
女性から見ると「求めてこない」「逃げている」ように見えても、夫側では、したくないというよりも失敗したくない気持ちが強くなっている場合があります。
こうした悩みは、妻に話すこと自体を恥ずかしいと感じる男性もいます。
そのため、本当の理由を説明する代わりに、「疲れている」「今日は眠い」と言って距離を取ることもあります。
勃起や射精に不安を抱えている
セックスを避ける背景に、勃起や射精の悩みが隠れていることもあります。
勃起しにくい。硬さを保てない。射精まで時間がかかる。反対に、すぐに射精してしまう。
本人がこうした変化を気にしている場合、妻から何かを言われる前にセックスを避けることがあります。
夫にとっては、「できないことを知られたくない」「心配されたくない」「男として見られなくなるのが怖い」という気持ちがあるのかもしれません。
また、勃起の変化には疲労やストレスだけでなく、生活習慣、病気、飲酒、服用している薬などが関係する場合もあります。
急に大きな変化があった、朝の勃起も減った、本人も困っているという場合は、夫婦関係だけの問題と考えず、泌尿器科などで相談する選択肢もあります。
妻が原因を推測して問い詰めるより、本人が困っているかどうかを確認することが大切です。
妻が「恋人」から「家族」へ変わっている
夫婦として長く暮らしていると、二人の関係は少しずつ変化します。
結婚前は会うこと自体が特別で、触れ合う時間にも恋人同士としての新鮮さがあったかもしれません。
しかし、結婚して生活を共にすると、相手は恋人であると同時に、毎日の生活を一緒に回す家族になります。
家事、仕事、お金、子育て。
そうした現実を共有する中で、愛情は深くなっていても、性的な欲求が以前と同じようには起こらなくなることがあります。
これは「家族になったらセックスできない」という意味ではありません。
家族としての愛情と、性的な欲求は両立できます。
ただ、夫の中で「大切な家族」という感覚が強くなる一方、「性的に求める相手」という見方が弱くなっている可能性はあります。
普段は優しい。会話もある。休日には一緒に出かける。家族として大切にされていることも分かる。
それなのに、セックスだけがない。
このような状態については、夫婦仲は良いのにセックスレスになるのはなぜ?愛情と性欲の違いで詳しく整理しています。
二人のセックスを楽しみにできなくなっている
夫が求めてこない理由として、二人のセックスそのものが関係している場合もあります。
これは、妻の魅力や技術が足りないという話ではありません。
いつも同じ流れになっている。
どちらかが一方的に合わせている。
相手が楽しんでいるのか分からない。
本当はしてほしいことや、苦手なことを言えない。
セックスが義務や確認作業のようになっている。
このような状態が続くと、夫側もセックスを楽しみに感じにくくなることがあります。
夫婦のセックスは、どちらか一人が相手を満足させるものではありません。
けれど、夫が「自分が誘い、自分が進め、妻を満足させなければならない」と考えている場合は、一回のセックスが大きな負担になります。
反対に、妻も「求められたいけれど、実際のセックスはあまり気持ちよくない」と感じていることがあります。
求められたい気持ちと、今までと同じセックスをしたい気持ちは同じではありません。
夫婦のどちらも言葉にしていないだけで、現在のセックスを望まなくなっている可能性もあります。
夫婦の間に言葉にできていない距離がある
セックスだけを見ると、「なぜ夫は求めてこないのか」という問題に見えます。
しかし、その前から二人の間に小さな距離ができている場合もあります。
会話が減った。
触れ合うことがなくなった。
生活に必要な連絡ばかりになった。
感謝やねぎらいを言わなくなった。
言いたかったことを何度も飲み込んできた。
大きな喧嘩をしていなくても、こうした積み重ねによって性的な距離が広がることがあります。
一方で、セックスが減ったことから気まずくなり、普段のキスやハグまで減っていくこともあります。
どちらが先だったのか分からないまま、いつの間にか誘うこと自体が不自然になってしまうこともあるでしょう。
ただし、夫婦仲が悪いからセックスレスになるとは限りません。
普段の関係は良好でも、性的な関係だけが止まっている夫婦もいます。
自慰はするのに妻とはセックスしないのはなぜ?
「疲れている」「性欲がない」と言っていた夫が、一人では自慰をしていた。
それを知ったら、
「性欲がないのではなく、私としたくないだけなの?」
と思うのも無理はありません。
ただ、自慰と二人でするセックスでは、必要になるものが違います。
自慰であれば、自分のタイミングで始め、自分のペースで終えられます。
相手の反応を考えたり、満足させられているかを気にしたり、勃起を維持しなければならないと焦ったりする必要もありません。
一方、妻とのセックスには、時間、気持ちの切り替え、コミュニケーション、相手への配慮が必要です。
そのため、自慰ができることと、妻とのセックスをしたいと思えることは、完全には一致しません。
夫が自慰をしているからといって、直ちに「妻に魅力を感じていない」とは判断できません。
ただし、自慰だけを選ぶ状態が長く続き、妻との触れ合いを避けているのであれば、性欲の有無とは別に、二人でするセックスに負担や不満がないかを考える必要はあります。
旦那が求めてこないのは浮気しているから?
夫が急に求めてこなくなると、「他に女性がいるのでは」と考えてしまうこともあります。
しかし、セックスを求めなくなったという事実だけで、浮気だと判断することはできません。
疲労、性欲の変化、セックスへの不安、夫婦関係、身体の問題など、ほかにもさまざまな可能性があるからです。
もちろん、実際に別の相手が関係している場合を否定することもできません。
ただ、理由が分からない不安から「きっと浮気している」と結論を出すと、まだ確認できていないことまで事実のように感じてしまいます。
求めてこないこと以外に根拠がないのであれば、まずは浮気と決めつけず、いつ頃から何が変化したのかを見た方が、二人の状態を整理しやすくなります。
「疲れている」は本当の理由なのでしょうか?
「疲れている」が、その日の本当の理由であることはあります。
一方で、それ以上説明したくないときに使いやすい言葉でもあります。
性欲が湧かない。
うまくできるか不安。
今さらどう誘えばいいか分からない。
妻とのセックスについて思うことはあるけれど、話せば傷つけそうで怖い。
こうした複雑な気持ちを説明するより、「疲れている」と言った方が簡単な場合があります。
つまり、「疲れている」が嘘なのではなく、その言葉の後ろに別の事情が隠れている可能性があるということです。
「本当は何なの?」と追及すると、夫はさらに話しにくくなるかもしれません。
聞くのであれば、セックスをする直前や断られた直後ではなく、二人とも落ち着いているときの方が話しやすくなります。
旦那が求めてこないとき、最初に確認したいこと
夫の本当の気持ちは、記事だけでは判断できません。
ただ、次の点を振り返ると、どこから変化したのかが見えやすくなります。
- 夫が求めてこなくなったのはいつ頃からか
- その頃に仕事や生活の変化がなかったか
- 子どもの誕生など、夫婦の役割が変わる出来事がなかったか
- 以前、夫からの誘いを断ることが続いていなかったか
- セックスで気まずい出来事がなかったか
- キスやハグなど、セックス以外の触れ合いも減っているか
- 自慰を含め、性欲そのものが弱くなっているように見えるか
- 勃起や体調について本人が気にしていないか
- セックス以外の会話や夫婦関係にも距離があるか
ここで大切なのは、原因を一つに決めることではありません。
「いつから」「何が変わったか」を見ることで、夫の中で起きていることを考える手がかりになります。
理由を聞くときは「なぜしてくれないの?」から始めない
夫に理由を聞きたいとき、
「どうしてしてくれないの?」
「もう私とはしたくないの?」
「自慰はするのに、なぜ私とはしないの?」
と聞きたくなるかもしれません。
妻からすれば、長く悩んだ末に出てくる当然の言葉です。
ただ、夫側には「責められている」「答えを出さなければならない」と伝わり、黙ったり避けたりする可能性があります。
話すときは、夫の理由を当てることより、自分に起きていることを短く伝える方が会話を始めやすくなります。
例えば、
「責めたいわけではないんだけど、最近触れ合うことがなくなって寂しく感じている」
「すぐにセックスをしたいというより、今どう感じているのかを知りたい」
という伝え方です。
このページでは夫が求めてこない理由に焦点を当てているため、話し合い方については、セックスレスを夫と話し合うには?責めずに気持ちを伝える方法で詳しく解説しています。
夫の理由を理解することと、我慢することは別です
夫にも疲労や不安があるのかもしれない。
そう考えると、「自分が我慢すればいい」と思ってしまう女性もいます。
でも、夫側に事情があることと、あなたが求められずに寂しいことは、同時に存在していいものです。
触れてほしかった。
女性として見てほしかった。
自分からではなく、夫から求めてほしかった。
そう感じているなら、その気持ちまで「夫も大変だから」と消す必要はありません。
また、あなたが本当に求めているものが、セックスそのものとは限りません。
愛情を感じたかったのかもしれません。
断られたことで傷ついた気持ちを分かってほしいのかもしれません。
夫から必要とされている感覚が欲しかったのかもしれません。
夫の理由を考えることと、自分が何につらさを感じているのかを整理することは、分けて考えていいと思います。
旦那が求めてこないときによくある質問
旦那から求められない状態は、何か月続いたらセックスレスですか?
期間だけで、二人の状態を決める必要はありません。
大切なのは回数だけではなく、一方または双方が、現在の状態に寂しさや不満を感じているかどうかです。
二人とも今の関係に納得している場合と、一方が長く我慢している場合では、同じ回数でも意味が違います。
妻から誘ってもいいですか?
妻から誘うこと自体に問題はありません。
女性がセックスや触れ合いを求めることは、恥ずかしいことでも、性欲が強すぎるということでもありません。
ただ、すでに何度も断られて傷ついているなら、無理に誘い続ける必要もありません。
誘い方を変える前に、一度セックスから離れた場面で、現在の状態について話す方がよい場合もあります。
キスやハグはするのに、セックスだけしないのはなぜですか?
キスやハグなどの愛情表現と、セックスへの欲求は必ずしも同じではありません。
妻への愛情や触れたい気持ちはあっても、疲労、性欲の変化、勃起への不安、セックスへのプレッシャーなどによって、その先には進みたくないことがあります。
そのため、「愛情は感じるのにセックスだけがない」という状態も起こります。
旦那から求められるために、見た目を変えた方がいいですか?
夫が求めてこない理由が疲労、性欲の変化、身体の問題、プレッシャーなどにある場合、見た目だけを変えても問題の中心とはずれてしまいます。
自分自身がおしゃれを楽しみたい、自分のために変わりたいと思うのであれば素敵なことです。
ただ、「求められない私を直さなければ」と、自分だけを改善の対象にしなくてもいいと思います。
旦那が求めてこないのは、もう愛情がないからですか?
セックスを求めてこないことだけで、愛情がないとは判断できません。
愛情があっても性欲が弱くなったり、セックスに不安を感じたりすることはあります。
一方で、性的な気持ちや夫婦関係が変化している可能性も否定できません。
「愛情があるか、ないか」の二択ではなく、普段の関係と性的な関係を分けて見た方が、現在の二人を整理しやすくなります。
急に求めてこなくなった場合は、病気の可能性もありますか?
急な性欲低下や勃起の変化には、心身の状態、病気、服用している薬などが関係している場合があります。
ただし、妻が原因を診断することはできません。
本人にも気になる変化がある、勃起の問題が続いている、気分の落ち込みや強い疲労がある場合は、泌尿器科や内科などで相談することも選択肢です。
まとめ|求めてこない理由を、自分の魅力だけにしなくていい
旦那が妻を求めなくなる背景には、
- 疲労やストレス
- 性欲そのものの変化
- 拒否された経験
- セックスへのプレッシャー
- 勃起や射精への不安
- 二人のセックスへの不満
- 家族としての関係の変化
- 夫婦の間にできた距離
など、さまざまな可能性があります。
複数の理由が重なり、最初のきっかけとは別の理由でセックスレスが続いていることもあります。
妻への性的な気持ちが変化している可能性もあります。
それでも、求めてこないという行動だけを見て、「私に魅力がないから」と結論を出すことはできません。
夫の理由を少し整理できたら、次は、
「私は、求められなくなったことの何がつらいんだろう?」
と考えてみてください。
セックスがないことなのか。
何度も断られたことなのか。
夫から女性として見てもらえないと感じることなのか。
それとも、夫から愛されている実感が持てなくなったことなのか。
そこが分かると、夫に伝えたいことや、自分がこれから考えたいことも少しずつ見えやすくなります。
一人では自分の気持ちを整理することが難しいと感じたときは、お問い合わせ・ご相談からお話を聞かせてください。
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