中イキは練習できる?できるようになりたい女性に知ってほしい身体のこと

中イキの練習について、ノートを手に自分の感覚と向き合う女性と、芽から花へ少しずつ育つ様子、大翔を描いた水彩イラスト 中イキ

「中イキできるようになりたい。」

「何か練習すれば、中でも感じられるようになるの?」

「ネットで見つけた方法を試しているけれど、全然変わらない。」

そんな思いから、このページを読んでいる女性もいるのではないでしょうか。

中イキについて検索すると、

  • Gスポットを探す
  • 膣の中を刺激する
  • 骨盤底筋を鍛える
  • 力を抜く
  • オナニーで練習する

など、さまざまな「中イキの練習方法」が紹介されています。

もちろん、自分の身体を知るために試してみること自体が悪いわけではありません。

ですが、「この方法を繰り返せば誰でも中イキできる」という練習方法はありません。

なぜなら、中イキには刺激する場所だけでなく、身体の興奮、緊張、安心感、自分の感覚への意識など、さまざまなことが関係しているからです。

では、中イキは練習できないのでしょうか。

私は、筋トレのように「繰り返せばできるようになる」と考えるより、

自分の身体を知り、今まで分からなかった感覚に少しずつ気づいていく

と考える方が近いと思っています。

この記事では、中イキできるようになりたい女性に向けて、何を大切にすればいいのかをお話しします。

中イキは練習すれば誰でもできるようになる?

最初に結論からお伝えすると、

「この練習をすれば、誰でも中イキできるようになる」とは言えません。

女性の身体や性的な反応には個人差があるからです。

同じ刺激でも、

「すごく気持ちいい」

と感じる女性もいれば、

「何も分からない」

という女性もいます。

また、同じ女性でも、その日の体調や興奮の状態、緊張などによって感じ方が変わることがあります。

そのため、

「毎日○分刺激すればできる」

「Gスポットを○回刺激すればできる」

といった単純なものではありません。

ただし、自分の身体や心地よい刺激について知っていく中で、以前とは感じ方が変わる女性はいます。

だから私は、中イキの「練習」を、

中イキを成功させるための訓練ではなく、自分の身体の感覚を知る時間

と考えています。

まず知ってほしいのは「今どこまで感じているか」

「中イキできない」

という言葉だけでは、実際の身体の状態は分かりません。

例えば、

A:膣内へ触れられても、ほとんど何も感じない

B:触れられている場所は分かるけれど、気持ちよくない

C:少し気持ちいい場所は分かる

D:かなり気持ちよくなるけれど、その先へいかない

E:イキそうになると怖くなって止めてしまう

これらはすべて「中イキできない」と表現できます。

ですが、身体の状態はまったく同じではありません。

ここを飛ばして、

「中イキする方法」

だけを試しても、自分に合わないことがあります。

まずは、

「私は中で何を感じているんだろう?」

という現在地を知ることが大切です。

膣内そのものを感じにくい場合はこちらで詳しく解説しています。

膣で感じないのはなぜ?中で感じにくい女性の身体の仕組み

「何も感じない」から始まる女性もいます

中イキできるようになりたい女性の中には、

「そもそも膣の中が気持ちよくありません」

という方もいます。

この場合、最初からオーガズムを目標にすると、

「今日もイケなかった」

「やっぱり私はダメなんだ」

という結果ばかり気になってしまいます。

ですが、本当に見てほしいのはその手前です。

例えば、

「前より触れられている場所が分かる。」

「ここは少し心地いいかもしれない。」

「今日は身体へ力が入っていない。」

こうした変化も、自分の身体を知るうえでは大切な気づきです。

0か100かで考えないこと。

これが、中イキできるようになりたい女性にまず知ってほしいことです。

中イキの練習で大切なのは「強く刺激すること」ではありません

「感じないなら、もっと強く刺激した方がいいのでは?」

と思うかもしれません。

ですが、強い刺激が必ず気持ちよさにつながるわけではありません。

刺激が強すぎれば、痛みや違和感が出ることもあります。

そして痛みを感じれば、身体へ力が入ってしまうこともあります。

だから、

「感じない=刺激が足りない」

と考えないでください。

大切なのは、刺激の強さを上げることではなく、

「どのあたりなら心地よい?」

「どんな圧なら嫌ではない?」

「どのくらいの速さが好き?」

と、自分の反応を知ることです。

Gスポットを探せば中イキできる?

中イキの練習方法としてよく紹介されるのが、Gスポットを探す方法です。

ですが、

「Gスポットを見つければ中イキできる」

というものではありません。

Gスポットと呼ばれる膣前壁付近への刺激を心地よく感じる女性はいます。

一方で、

「場所がよく分からない」

「触れられているのは分かるけれど気持ちよくない」

「尿意のような感覚になる」

という女性もいます。

だから、Gスポット探しを「正解探し」にしなくて大丈夫です。

Gスポットについてはこちらで詳しく解説しています。

Gスポットとは?場所・感じ方・見つからない理由を女性の身体から解説

骨盤底筋を鍛えれば中イキできる?

「中イキには骨盤底筋トレーニングがいい」

という情報を見ることもあります。

骨盤底筋は性的な反応にも関係する筋肉ですが、

鍛えれば必ず中イキできるというものではありません。

むしろ、すでに身体へ力を入れやすい女性の場合、

「もっと締めなければ」

と意識することが、自分の身体にとって必要とは限りません。

大切なのは、単純に「強い・弱い」だけではなく、必要に応じて力が入り、必要なときには緩められることです。

中イキのためだけに、むやみに鍛えればよいとは考えない方がいいでしょう。

「力を抜けば中イキできる」も少し違います

反対に、

「リラックスすれば中イキできる」

と言われることもあります。

確かに、身体の緊張が感覚に影響することはあります。

ですが、

「力を抜かなきゃ」

「リラックスしなきゃ」

と頑張るほど、かえって身体へ力が入ってしまうことがあります。

そのため、

「力を抜くこと」を新しい課題にしないこと

も大切です。

まず、

「今、お腹に力が入っているな」

「脚を閉じようとしているな」

「呼吸が浅くなっているな」

と気づくだけでも構いません。

身体をコントロールしようとする前に、今の身体がどうなっているのかを知ってみてください。

中イキしようと頑張るほど難しくなることもあります

中イキを目標にしていると、刺激を受けながら、

「今どのくらい?」

「そろそろイキそう?」

「これが中イキなの?」

と、自分の反応を確認してしまうことがあります。

すると、本来なら身体の感覚へ向いていた意識が、

「成功できるかどうか」

へ移ってしまいます。

テスト中に自分で採点し続けているような状態です。

だから、中イキの練習をするときほど、

「今日はイケたか」

だけで終わらせないでください。

例えば、

「今日はこの場所が少し気持ちよかった。」

「いつもより身体の力が抜けていた。」

「途中で不安になった。」

「この刺激はあまり好きではなかった。」

それもすべて、自分の身体について知ったことです。

イキそうになると怖くなって止めてしまう場合

中には、

「気持ちよさはかなり高まる。」

「でも、その先へ行きそうになると怖くなって止めてしまう。」

という女性もいます。

この場合、必要なのは「もっと強い刺激」ではないかもしれません。

おしっこが出そうで怖い。

声が出そうで恥ずかしい。

身体が勝手に動きそう。

コントロールできなくなる感じが怖い。

こうした不安が身体のブレーキになっていることがあります。

その場合は、

「どうすればイケる?」より「私は何を怖がっている?」

を知る方が先です。

イクのが怖いのはなぜ?イキそうになると止めてしまう女性へ

一人で練習すると感じるのに、パートナーではできない場合

これも珍しいことではありません。

一人なら自分の好きな場所や強さ、速さを自由に調整できます。

しかし、パートナーとのセックスでは、

「相手を満足させたい」

「イかなければ申し訳ない」

「身体を見られるのが恥ずかしい」

といった別の意識が入ることがあります。

また、自分が好きな刺激を相手が知らない場合もあります。

この場合は、一人で中イキの練習を続けるだけでは解決しないこともあります。

オナニーではイケるのにセックスではイケないのはなぜ?パートナーだと感じにくい理由

中イキの練習でやらない方がいいこと

中イキできるようになりたい気持ちが強いほど、無理をしてしまうことがあります。

ですが、

  • 痛いのに我慢して続ける
  • 感じないから刺激をどんどん強くする
  • 「毎日やらなければ」と義務にする
  • 他の女性の体験と比べる
  • イケなかった日は失敗だと考える

こうした方法はおすすめしません。

特に痛みは、

「効いている証拠」ではありません。

痛みや出血などがある場合は刺激を中止し、症状が続く場合には婦人科などへ相談してください。

では、中イキできるようになりたいなら何を意識すればいい?

難しく考える必要はありません。

最初は、

「中イキする練習」ではなく「自分の身体を知る時間」

と考えてみてください。

見るポイントは大きく4つです。

① どこなら心地よいのか

「正しい場所」を探すのではなく、自分がどう感じるかを見ます。

何も感じなくても構いません。

それも今の身体について分かったことです。

② どんな刺激が好きなのか

強さ、速さ、圧のかかり方などによって感じ方は変わります。

「一般的に気持ちいい方法」ではなく、自分の身体を基準にしてください。

③ どんなときに身体へ力が入るのか

痛いときなのか。

イキそうになったときなのか。

パートナーと一緒のときなのか。

身体の緊張にも理由があります。

④ 何を不安に感じているのか

「できないこと」そのものが不安なのか。

尿意のような感覚が怖いのか。

相手にどう思われるかが不安なのか。

ここが分かると、必要な向き合い方も変わります。

「中イキできた」だけを変化の基準にしないでください

これは私がとても大切だと考えていることです。

変化を、

中イキできた=成功
中イキできなかった=失敗

だけで判断しないでください。

例えば、

「以前は何も分からなかったけれど、今日は圧迫されている場所が分かった。」

「少しだけ心地よさを感じた。」

「いつもより身体の力が抜けていた。」

「イキそうになったとき、自分が何を怖がっているのか分かった。」

これも変化です。

身体の感覚は、0からいきなり100になるとは限りません。

0→10→20と、自分でも見落としてしまうような変化から始まることがあります。

その小さな変化を知ることが、自分の身体への理解につながります。

一人では分からないこともあります

ここからが、このページで私がお伝えしたいもう一つのことです。

自分で身体と向き合うことは、とても大切です。

ただ、一人だからこそ分かりにくいこともあります。

例えば、

「力を抜いているつもりなのに、実際にはかなり身体へ力が入っている。」

「気持ちいい場所を探しているけれど、いつも同じ刺激しか試していない。」

「中で感じないことが問題だと思っていたけれど、本当はイキそうになったときの怖さが大きかった。」

自分の身体だからこそ、気づきにくいこともあります。

だから、

「自分でできないから誰かに任せる」

のではなく、

「自分の身体を知るために、誰かと一緒に確認してみる」

という考え方もあります。

私が施術で大切にしているのも「中イキさせること」ではありません

私は女性から、

「中イキできるようになりたい」

というご相談をいただくことがあります。

ですが、最初から中イキだけを目標にして施術するわけではありません。

まず、

「膣内ではどんな感覚がありますか?」

「どんな刺激なら心地よいですか?」

「どこで身体へ力が入りますか?」

「怖いと感じる瞬間はありますか?」

と、その方の身体の状態を一緒に確認していきます。

なぜなら、同じ「中イキできない」という悩みでも、

感じにくい女性と、気持ちいいけれど最後で止めてしまう女性では、必要なことが違うからです。

実際に身体へ触れられることで、

「私、こんなに力が入っていたんですね。」

「そこは何も感じないと思っていたけれど、少し分かります。」

と、自分だけでは気づかなかった身体の反応に気づく女性もいます。

私は、中イキだけを「成功」にするのではなく、その女性自身が自分の身体について知っていくことを大切にしています。

一人で試しても分からなかったら、相談するという選択肢もあります

ここまで読んで、

「いろいろ試したけれど、自分では何が原因なのか分からない。」

「中で感じないのか、力が入っているのか、自分でもよく分からない。」

という方もいるかもしれません。

その場合、一人で答えを探し続けなくても構いません。

私の施術では、中イキを保証したり、無理にオーガズムへ導いたりすることを目的にはしていません。

今どんな感覚があるのか、どこで身体が緊張するのか、どんな刺激を心地よいと感じるのか。

それを一緒に確認しながら、自分の身体を知っていただくことを大切にしています。

「中イキできるようにしてもらう場所」ではなく、

「自分の身体を知るきっかけになる場所」

くらいに考えていただければと思います。

一人で試し続けることに疲れてしまったら、一度お話を聞かせてください。

[料金・施術内容はこちら]

よくある質問

中イキは練習すればできるようになりますか?

誰でも必ずできるとは言えません。ただ、自分の身体や心地よい刺激を知っていく中で、以前とは違う感覚に気づく女性はいます。

中イキの練習は何をすればいいですか?

「中イキすること」だけを目標にするより、どこを心地よく感じるか、どんな刺激が好きか、どんなときに身体へ力が入るかを知るところから始めてみてください。

Gスポットを刺激する練習をすればいいですか?

Gスポットと呼ばれる領域への刺激を心地よく感じる女性はいますが、それだけで中イキできるわけではありません。Gスポット探しを「正解探し」にしないことも大切です。

毎日練習した方がいいですか?

毎日行う必要はありません。「練習しなければ」と義務になることで負担を感じるのであれば、むしろ休むことも大切です。

外イキしてから中イキの練習をした方がいいですか?

外イキが中イキの必須条件ではありません。外側の刺激を心地よく感じるのであれば、それも自分の身体を知る大切な情報ですが、「外イキをクリアしてから中イキ」という順番があるわけではありません。

一人で練習しても全然変わりません

変化を「中イキできたか」だけで判断すると、小さな身体の変化を見落とすことがあります。それでも自分では何を感じているのか分からない場合には、信頼できる専門家などへ相談する方法もあります。

中イキできるようにしてもらうことはできますか?

誰かが中イキを保証することはできません。私自身も「必ず中イキさせる」という考え方ではありません。身体の状態や感覚を一緒に確認し、自分の身体を知るお手伝いをするという考え方を大切にしています。

まとめ|中イキの練習は「自分の身体を知ること」から

中イキできるようになりたいと思うことは、決しておかしなことではありません。

ただ、

「この場所を刺激すればいい」

「これを毎日続ければいい」

という一つの正解があるわけでもありません。

大切なのは、

どこなら心地よいのか。
どんな刺激が好きなのか。
どんなときに身体へ力が入るのか。
何を不安に感じているのか。

を少しずつ知ることです。

そして、

「中イキできたかどうか」だけを変化の基準にしないこと。

今まで何も分からなかった場所に少し感覚があった。

いつもより身体の力が抜けていた。

自分が何を怖がっているのか分かった。

それも、自分の身体について知る大切な変化です。

中イキの練習とは、身体を無理に変えることではなく、

今まで知らなかった自分の身体に少しずつ気づいていくこと。

私はそう考えています。

次に知ってほしいこと

中イキについて全体から知りたい方は、中イキとは?女性の身体の仕組みからやさしく理解するをご覧ください。

この記事を書いた人
大翔 (ひろと)

浜松で女性専用のオイルケアを行う男性セラピストです。

これまで500名以上の女性の身体と向き合い、身体の感覚や性、パートナーとの関係など、人には話しにくい悩みも伺ってきました。

「できる・できない」だけで身体を判断するのではなく、まずは自分の身体を知ることを大切にしています。

その経験をもとに、医学・性科学などの情報も確認しながら、女性が自分の身体や悩みを少しずつ理解できる記事を届けています。

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中イキ

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